2025/5/20
今日の話題は、「農業協同組合」その2です。
結論、「JA一択の協同事業を改め、お米農家の生産性を向上させるべき」です。
JA(農業協同組合)は食糧難、配給制の時代、食糧の円滑供給を目的に結成されたことはお知らせした。
現状、国の内外を問わず、知る限りでは米国カリフォルニア産のお米が88円/キロ、日本に移送する費用で71円/キロ、関税で341円/キロ、日本の流通コスト(利益含む)が300円程度/キロ、で5キロ4,000円前後というものです。米国は農業に所得補償をしていますので正確な原価とは言えません。また、米国が輸出の農業に所得補償を継続するのか不明のため、参考程度に見てもらいたい。
江藤拓農水大臣が自民党佐賀県連の政治資金パーティで発した「米を買ったことがない」という不適切な発言を撤回した。ウケを狙ったということだが、誰のウケを狙ったのか興味が湧く。江藤拓農水大臣は、世襲議員の農水族だ。米価を下げる能力も意図もないことは周知の事実だ。
江藤拓農水大臣、自民党の総裁選で「石破」と一度も書いたことがないとか、昨今、米問題で石破総理より私の方が叩かれていると公言している。不適切な発言をしても厳重注意で済まされる。自民党の森山幹事長も江藤拓農水大臣を容認しているとか。自浄能力も欠如していると言わざるを得ない。
米価、お米農家だけが下落の悪影響を受ける姿は不適切です。
お米農家の自立が一番困るのがJA(農業協同組合)というのも日本の食を考えれば不適切です。わかりにくいと思いますが、JA依存、JA指示、JA集票マシンの農家、でなければJAが困るのです。(JAの現場で働く人は誠実で真面目です。)
値段に話を戻しますが、5キロ2,000円台は安すぎ、5キロ4,000円台は高過ぎ、5キロ3,000円台が妥当で、かつ、流通コスト(利益含む)を下げてお米農家の配分をあげるべきだと思います。
そのためにも、JA一択の協同事業を改め、お米農家の生産性を向上させるべきです。
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