2025/5/19
今日の話題は、「農業協同組合」その1です。
結論、「思った以上に農家は農業協同組合(JA)に依存していました」です。
5/10から5/16まで、お米の低価格販売に向けた折衝をしていました。そのため、ブログは不定期にしていたのですが、結果としてブログは書けず、今日に至った次第です。今日から、従来通り、ブログを再開します。まずは、お米の低価格販売に向けた折衝の内容を報告します。結論、折衝No.1は失敗に終わりました。諦めたわけではありませんが、認識を改めるべきと思いました。
ポイント
1.思った以上に農家は、農業協同組合(以下、JAと呼ぶ)に依存していました。
2.JAは非営利ですが、JAバンクは営利です。
3.JAバンクは(認めませんが)メガバンクです。大株主は、全国農業協同組合連合会、農林中金、JA です。
4.米価の40%はJA、JA系卸売店、小売店の経費・利益です。
5.肥料はJAが販売、機器もリースやレンタルがあります。上記4.の40%に含まれません。
JA(農業協同組合)は先の大戦で敗戦し食糧難の時代、配給制になった食糧を円滑に供給することを目的に結成されて今日を迎えています。米穀店でしか買えないことを含めた配給制は1982年まで続きました。
JAを通じ市場に供給されるお米を非自主流通米と言いますが、全体の39%、お米農家が直接、卸売店、小売店を通じ市場に供給するお米を自主流通米と言いますが、全体の32%と言われています。JA経由は年々低下しています。
しかし、地域においては、JA経由が圧倒的に多く、自主流通米を「闇米」と言う場合もあります。
いずれにせよJAを通さないハードルはとても高いということです。
ー続くー
略歴
・祖父の家が農家だったので経験という言葉より農作業という言葉が相応しい。
・10代前半で、苗作り・田んぼの管理を除く、田植え・草とり・収穫・稲干し・脱穀といった作業を経験。
・40年以上前の話なので記憶も薄らいでいますが重労働と記憶。
・本題から外れますが、当時はワラジも編めた。
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