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孔子と論語

2026/3/4

30歳は「而立」、40歳は「不惑」―孔子が説いた人生のステージと現代の指針―

| 小森さだゆき|参政党所属/高槻市議会議員


情報が氾濫し、価値観が激しく揺れ動く現代社会において、私たちが立ち戻るべき「原点」はどこにあるのでしょうか。今回は、約2500年前の思想家・孔子が『論語』の中で遺した、人生の歩みに関する一節を紐解きます。

結論から言えば、孔子の説いた人生の節目は、単なる年齢の区切りではありません。それは、自らの意志を固め、社会的責任を果たし、最終的に自由を獲得するための「論理的な成長プロセス」そのものです。

孔子が語る「人生の6段階」:自己研鑽のロードマップ

孔子は自身の生涯を振り返り、15歳から70歳までの心の変化を次のように体系化しています。

年齢 呼称 意味(孔子の境地)
15歳 志学(しがく) 学問で身を立てようと決心する。
30歳 而立(じりつ) 基礎が固まり、自分の足で独り立ちする。
40歳 不惑(ふわく) 自分の生き方に確信を持ち、迷わなくなる。
50歳 知命(ちめい) 天から与えられた自分の使命(天命)を悟る。
60歳 耳順(じじゅん) 他人の言葉を偏見なく、素直に受け入れられる。
70歳 従心(じゅうしん) 心のままに振る舞っても、道(ルール)を踏み外さない。

現代に問う「而立」と「不惑」の真価

特に働き盛り、かつ責任ある立場を担う世代にとって、30代・40代の教えは極めて示唆に富んでいます。

  • 「三十にして立つ」:20代の下積みを経て、得た知識と経験を「自分の軸」へと昇華させる段階です。依存を脱し、自らの足で社会に貢献する覚悟が求められます。
  • 「四十にして惑わず」:周囲の雑音や一時的な損得、権威による誘惑に振り回されない状態です。迷いが消えるというよりは、迷ったときに立ち戻れる「絶対的な判断基準」を確立することを指します。

なぜ今、政治家として「論理と成果」を重視するのか

孔子の教えの根幹には、常に「学習」と「実践」があります。単に古い言葉を唱えるのではなく、それを現代の課題にどう適用し、どのような「成果」を出すかが問われています。

政治の世界も同様です。40代(不惑)の世代は、次世代へ何を引き継ぐべきかという「知命(使命)」を見据える時期にあります。感情論やパフォーマンスに終始するのではなく、論理に基づいた政策を構築し、市民生活を守るという具体的な成果に繋げることが、現代における「而立」であり「不惑」の体現であると考えます。

結論:将来世代に恥じない「軸」を持つ

孔子のロードマップは、私たちが人生のどの位置にいたとしても、常に「学び続け、成長し続ける」ことの重要性を説いています。

高槻市の未来を考え、責任ある選択を積み重ねていくために。私自身も「不惑」の精神を持ち、外部の圧力や時代の流行に惑わされることなく、市民の皆様の利益を第一に考えた活動を貫いてまいります。

皆様は今、人生のどのステージに立っていますか? 時に古典を紐解き、自らの立ち位置を確認する時間は、変化の激しい現代において最大の武器となるはずです。


| 小森さだゆき|参政党所属/高槻市議会議員

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