いつも、日本維新の会および前島のぶながに応援をいただきまして、本当にありがとうございます。

アクセス解析によると、私が書かせていただいたコラムの中で、特殊詐欺に関する投稿「３月１５日「闇バイト」募集に対する規制について」が多くの皆様にお読みいただけているようです。本当にありがとうございます。

特殊詐欺については、弁護士として一定数の事件に携わってきましたので、特殊詐欺についての思いを書かせていただければと存じます。

特殊詐欺については、被害者側の代理人として対応する場合と、被疑者・被告人側の弁護人として対応する場合があります。

被害者側の代理人の場合はもちろんですが、被疑者・被告人側の弁護人として対応する場合にも、まず、同事件で被害回復がどこまでできるかという点を考えます。

被疑者・被告人本人もしくその家族から事情を聴取し、一定の金額の返還ができるかを検証します。

これは、財産犯の刑事弁護の場合、やはり被害回復がもっとも減刑に影響を及ぼすことから、職責上、減刑にもっとも効果のある対応をする必要があるだけではなく、やはり、被害者の心情をお察しすると、例え全額でなくても、少しでも被害回復を図らせていただく必要があると思うからです。