2025/11/25
「女性の政治参加を妨げる壁──ハラスメント研修会で学んだこと」
今日は、弁護士であり元衆議院法制局にも所属されていた
太田雅幸先生をお招きして、ハラスメントについての研修会に参加しました。
法律の専門家の視点から、政治の現場で起きている“リアル”が語られ、学びも多くありました。
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■ セクハラ・マタハラは、女性の政治参画を阻む大きな要因
2021年に「政治分野における男女共同参画推進法」が改正されましたが、
その背景には、女性が政治の現場で深刻なハラスメントに直面している現状があります。
セクハラは言葉だけでも成立し、勤務時間外であっても
歓迎会や懇親会など“職場の延長”とみなされれば該当します。
また、性自認や性的指向を理由にした「ソジハラ」、
妊娠・育休への嫌がらせである「マタハラ・パタハラ」も重大な問題です。
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■ 議員と職員──立場がつくる“見えない優越性”
勉強会の中で特に印象的だったのは、
議員と職員は法的には対等でも、実際には優越関係が生まれやすい という指摘です。
議員は選挙で選ばれた「民主的な正統性」を持っているため、
その立場が知らず知らずのうちに職員を委縮させてしまうことがあります。
一方で、職員側にも専門知識があるため、
「そんなことも知らないんですか?」と
議員が萎縮してしまうようなケースも起きています。
私もこんな事聞いたら馬鹿にされるかな、、、と悩むことも多くあります。
双方にハラスメントが生じ得る──
これが議会の現場のむずかしさだと感じました。
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■ 実際に起きているハラスメントの例
新宿区のアンケートでも、
• 過大な資料要求
• 政党機関紙を“やむなく購読させられた”という回答(約5割)
• 休憩時間に長時間呼び出され、1対7で40分×3回の“質問攻め”
といった、具体的な事例が寄せられています。
また、女性議員側にも深刻な被害があります。
• 握手を離さない
• 電話番号をしつこく聞く
• お酒を強要される
こうしたハラスメントは、
地方議員の約4割、女性議員の6割以上が経験したと答える調査もあります。
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■ ハラスメントは行政不正にもつながる
講義では、千代田区の官製談合事件にも触れられました。
議員からの不当な圧力が行政の不正を生む例として紹介され、
「ハラスメント防止は自治体の健全性を守ることでもある」
という言葉がとても印象的でした。
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■ 女性議員として感じたこと
特に今日、私が先生に質問したのは、
女性議員特有のハラスメントについてです。
握手を離さない、連絡先を執拗に聞かれる、
夜の会合での不適切な接触など、
どこからがアウトなのか線引きが難しい問題でもありますよね。
冗談のつもりで言った一言でも、
“相手に恐怖や不快感を与えた時点でハラスメントが成立し得る”事もあります。
幸い、ハラスメントだと感じる場面は今まであまりありませんでしたが、身近にハラスメントで悩む方がいるかもしれない、自分がハラスメントを知らず知らずのうちにしているかもしれない、という気持ちを忘れずに議会活動に励んで行きます。
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■ 最後に
政治の現場は、まだまだハラスメントが起きやすい環境です。
でも、それを“当たり前”にしてはいけない。
今日の学びを、
新宿区議会での制度整備や啓発、
そして安心して働ける政治の現場づくりにつなげていきます。
引き続き、区民のみなさんの声をしっかり議会に届けられるよう、
環境を整えることにも全力で取り組んでいきます!!
#ハラスメント
#新宿区議会
#日本維新の会
#おやまだ静香

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