2024/8/15
先週3日間行った議員団での関西視察のうち、大阪・関西万博2025の現状と課題
について当ブログでも報告します。
万博に関する情報といえば、物価高騰等による建設費増、参加国のパビリオン撤退などネガティブ要素が先行し、関東圏では興味関心・来場意向が以前より低下していることが否定できません。
今回現場は視察できず、庁舎で限られた時間の座学でしたが、様々な角度から現状の取り組みを確認、また日本維新の会・大阪市会議員団の複数名の方と意見交換の機会もいただき、理解度は高まったといえます。
これから開催まで残り8ヶ月の整備・広報や開催期間の内容、結果と調査しながら、同様に国際博覧会として横浜市で2027年に開催されるA1クラスの国際園芸博覧会「GREEN× EXPO2027」における整備・広報等、動向を議会の側から確認していきます。
その他視察報告は日本維新の会・無所属の会HP
会派行政視察 報告
タイトル
【視察報告】大阪・関西万博2025の現状と課題について
2024年8月8日 10:00~11:00
はじめに
(視察の目的)来年4月13日に開催が迫る大阪・関西万博について、メディア等の情報では参加国の撤退や工期の遅れ、工事現場でのトラブルなどネガティブ要素が先行している。万博推進局をはじめ関連部局など、主催者側から開催へ向けての現状認識や取り組みについて調査すべく視察を実施。
視察先
視察場所:大阪市役所
説明担当者:万博推進局
視察内容
質疑応答
回答: 「主催する側として、報道されている課題認識はあるが、着実に実施体制の構築やインフラ整備等を進めている。経済波及効果にも繋がるよう開催成功に向けしっかり推進していく」
回答:「報道されている万博の準備懸念や物価高等の国際情勢の不安定化が影響していると考える。とはいえボランティア募集に想定を上回るエントリーがあるなど期待する部分も大きい。10月で開催前半年となるため若年層を含めた機運醸成を高めるべく広報に努める計画である」
感想・考察
万博に関し、報道によって実施費用の増加にはじまり、参加国のパビリオン撤退表明や工期のタイトなスケジュールなどが情報提供され、来場意向度が下がるなど不安な面もあるが、今回の視察で
など、多岐に渡り説明を受け理解度を高めることができた。
現状、開催に向け起爆剤となるようなコンテンツが見受けられないのが懸念材料であるが、各国のパビリオンの整備が進むことで解消されることを期待するし、ボランティア募集に想定以上のエントリーがあったことや既に関西圏に非常に多くの国内外観光客が訪れていることを踏まえれば、注目されるコンテンツができれば一気に関心が上向くと考えられる。
また、開催で試算される大阪府域で1.6兆円、全国で2.9兆円の経済波及効果がどの程度直に地域経済に寄与していくか注目していきたい。
まとめ
今回の調査を受け
・開催半年前から関東圏を含む全国での機運醸成に向けた取り組み、関心度の変化を調査
・大阪・関西万博の開催に向けた整備、開催内容・結果を調査研究し、
本市で開催されるA1クラスの国際園芸博覧会「GREEN× EXPO2027」の動向を議会側から注視していく
いそべ尚哉
#横浜市会議員 #都筑区 #日本維新の会 #会派視察 #神奈川維新の会
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