2026/6/3
兵庫県 川西市議会議員(薬剤師) #長田たくや です。
「はしか(麻疹)が流行しているぞ!」と報道されていますね。
川西市のホームページにも、しっかりと注意喚起されていました。

ここで疑問に感じていただきたいのが、「2020年以降最多となるペース」という表現です。
なんで2020年なのかな…
藤江成光氏のX(リンク)にてその疑問が解消されます。
NHKの報道でも、2020年以降のデータを示して報じています。これだけを見ると、まるで緊急事態のように感じますよね。

しかし、2008年からの数値を見ると、印象が変わるのではないでしょうか。

なんてこったい!
2010年の時、今のようにテレビで大騒ぎしていましたか?
ちなみに、2007年以前は「定点報告」といって、指定された医療機関からの報告数をもとに流行状況を推定していました。
一方、2008年からは「全数報告」となり、診断された患者をすべて届け出る仕組みに変わっています。
なお、2001年については、感染研資料で定点報告33,812人、全患者数17万〜33万人程度と推定されています。
参照:麻疹(2001~2003年)
さらに、NHKは今年の感染者数が500人に達することがわかり、2020年以降のデータも加えたグラフを作った、というおまけつきです。

ワクチンについても触れておきます。
麻疹による死亡率を大きく下げた要因は、栄養状態や衛生環境、医療水準の改善も大きかったと考えられます。もちろん、ワクチンは無意味だったとは言いませんが、それがなければ全滅してしまう…という代物ではありません。

市民の皆様は、過度に心配なさらないように、食と生活の質をあげて免疫が下がらないように暮らしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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