2024/9/19
一般質問後の13日には総務文教委員会で補正予算案の審議が行われました。
今回の補正予算案では、4月からの外部人材募集や保育料の過誤徴収の還付などがあります。
その中でも肝は「市民活動拠点の整備」にかかる費用についてです。
旧医療施設の1階部分を市民活動団体の拠点として整備を行い、地域課題解決の活動を行ってもらうものです。この改修費に2,220万円の補正予算が計上されていました。
見附市は市民活動が盛んな市であり、執行部がこの施設改修を進め、地域課題解決のための市民活動ができるようにすることは理解できました。
それであっても、この費用や旧医療施設の個別施設計画が不透明となっている点などがあり、一時は原案否決の修正案提出も一つの手段なのではないかと悩みました。
しかし、私が今回付帯決議を付して賛成したのはこの施設に対してのアクションを2年間あまりできなかったことと活用したい団体がある以上は使えるようにする道筋をつけるという理由です。
執行部から旧医療施設に対する説明があまり無い中でも、私や議会側がこのことに積極的に説明を求めてこなかったことには問題があると認識しています。
そして、活用団体がある以上は市民活動を止めないためにスモールスタートを切れるようにしたいという思いがありました。
それらの理由から、付帯決議として3点の配慮を執行部に求めました。
3点の付帯決議は要約すると以下のとおりです。
①建物全体の活用を探るために市民からの意見収集の場を作ること。そして、維持管理の計画策定を行い議会に示すこと。
②安全性に考慮した上で、予算執行を必要最低限の予算にすること。
③今後、寄付採納を受ける際の寄付を受け付けない場合として、「維持管理等に著しい市の財政的な負担が生ずるおそれがあるとき」と項目を加えること。
この付帯決議に法的拘束力はありませんが、議会として執行部に配慮事項を設け、条件なしに予算執行を認めないことを議会で示しました。
今後もこの旧医療施設については、動向を注視していき、見附市の市民活動をより前進させられるような取り組みを執行部や市民の皆さんと議論をして進めていきたいです。
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