2025/6/12
見附市では、令和8年度からスタートする「第6次総合計画」の策定に向け、市民が主体となって語り合う場「みらいを語るふれあい懇談会」が開催されています。
5月30日に行われたテーマ2「産業のみらいを考える」懇談会では、20代〜50代の現役世代を中心に、農業・商業・不動産・金融・起業支援など、見附市の地域産業のあり方について活発な意見が交わされました。

懇談会では、前回のテーマ1と同様に各グループが模造紙を使って「満足度」と「関係性・影響範囲」の2軸で課題や提案をマッピングするワークを実施。以下のような意見が可視化されました。

今回はその議論をもとに、出された課題と提案を「6つのテーマ」に整理して紹介し、私自身の所感と共に、これからの「第6次総合計画」にどう反映すべきかを考えてみました。
① 働く場と起業支援の不足
•「市内で起業しようにも情報がない」「制度の存在を知らない」
•「スタートアップに優しいまちではない」という声も
→スタートアップ支援策の“見える化”、空き家・空き店舗の低廉提供、ワンストップ相談窓口の設置などはいいのではないかと思います。
② 農業と販路のこれから
•「農業の担い手不足」「加工品を売る場所がない」
•「“農業女子”の発信があれば変わるかも」という声も。
→JAや地元スーパーとの連携強化、地産地消フェアの定期開催、SNSで農家自身が発信する支援などもアイデアとしてありました。
③ 空き家・不動産の課題
•「不動産屋が減っている」「移住希望者が困っている」
•ウエルネスタウンが“売れていない”という指摘もありました。
→地域と不動産業の連携を軸に、移住支援付き宅地紹介、リノベーション補助の拡充、広域での販促キャンペーンの必要性あり。
④ 商店街と“場づくり”
•「商店街に活気がない」「居場所としての機能がない」
•「商店街でラジオや音楽が流れていたら、歩きたくなる」といった声も。
→「歩く商店街プロジェクト」として、地元小中学生によるBGM放送やアート展開など、“非商業的魅力”の創出といった独創的な意見もありました。
⑤ 若者の定着・交流機会不足
•「イベントが少ない」「中高生が集まる場所がない」
•「まだまだ結婚や子育てに希望が持てない」というリアルな声もありました。
→若者が主体となるサードプレイス事業やミドル層との異職種交流会など、日常の中の“出会いの機会”を増やすことが必要です。
⑥ 発信力の不足と可能性
•「見附の良さが外に届いていない」
•「TikTokで“地域の推し”を発信したい」という前向きな声も多数。
→ 若者発のインスタ・TikTokコンテンツ育成支援や商店・農家・福祉施設など多業種とのコラボ広報企画などもいいのではという意見もありました。
今回の懇談会で印象的だったのは、「市民が自ら関わろうとする姿勢」でした。
「行政に任せるのではなく、自分たちでまちをつくっていきたい」
そんな想いが、会場に確かにあったと感じています。
これらの意見を「第6次総合計画」にしっかり反映させ、 ただの“聞きっぱなし”で終わらせず、行動と制度に繋げていくこと。
それが今、政治や行政に求められている役割です。

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ホーム>政党・政治家>五十嵐 りょう (イカラシ リョウ)>【見附市】市民の声が“見附市の未来”を動かす——産業の未来を語る懇談会レポート