2021/6/4
〇私が大切にしたいこと
私は中学校でいじめに合い、怖くて高校に行くことができなくなりました。そして飲食店、クリーニングの配達、トラック運転手など、フリーターとして色々な職業を10年間して、苦しい生活を送ってきました。周りにも同じように一度社会のレールから外れ、なかなか元に戻れない友人がいっぱいました。
やる気もあって働く意欲もあるのに将来に希望が持てなかったり、結婚を諦めてしまったり、そういう人達がたくさんいると言う現実を見てきました。
24歳の時に気持ちを改めて、働きながら夜間の大学に通い、必死になって勉強しました。そして授業で日本国憲法を読んで衝撃を受けました。憲法14条には「法のもとに私たちは社会的身分又は門地、経済的理由により差別されない」と、平等であると書いてありました。憲法13条には「私たちは誰もが幸福を追求する権利がある」と、そして「その権利には国政の上で最大限尊重されなければならない」と書いていました。
私たちが人生の中で一つ一つ行ってきた選択。例えば、どんな学校に行くか、どんな仕事につくか。その選択の結果を政治から切り捨てられる理由にしてはいけないと思います。
私たちが生きていく中で行ってきた一つ一つの選択が、例えどんな結果になろうとも最大限尊重されるべきであり、自己責任を理由に切り捨てる事は、決してあってはならないと思います。
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イガラシ エリ/40歳/女
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