2022/6/27
●文部科学省が発表した「子どもの視力の低下に関する新たなデータ」で、近視の進み具合を示す「目の奥行き」の長さについて小中学生を対象に初めて調査した結果です。
(長いほど近視が進んでいるとされ、小学6年生の平均の長さが成人の平均に達していることが判明し、近視の進行が早まっていると考えられます。)
●近視は、30センチ以内の近いところを見る時間が長くなると進行するとされているため、スマートフォンやタブレット端末などを見る機会が増えていることが主要因ではないかと推測されています。
(昭和の「テレビっ子」も、よく「見る時間の長さ」や「テレビとの距離」を注意されたもので、当時のテレビをスマートフォンやタブレット端末に置き換えて考えれば、眼に対する影響度の深刻さが理解できます。)
●近視が進行すると網膜剥離や緑内障など別の病気を引き起こすリスクが高まるとのことで、画面から目を離し、適度に目を休めることを習慣にすることが大事と専門家が指摘しています。
(「コンタクトレンズ」の普及や「メガネ」のファッション化などによって、視力矯正に対する抵抗感が社会全般に薄まっているという側面もあるのでは?)
(眼軸の長さが延びることで起きる近視は、30センチ以内の近いところを見る時間が長くなると進行するとされています。)
●視力検査で裸眼の視力が1.0未満だったのは、小学1年生でおよそ2割だったのが、中学3年生ではおよそ6割に増加し、およそ3割は0.3未満になっていました。
●子どもの視力は、1979年(昭和54年)に統計を開始して以降、一貫して低下傾向が続いています。
(文部科学省が毎年行っている「学校保健統計調査」によって、裸眼の視力が1.0未満だった子どもの割合は、年々増加していることが裏付けられています。)
●学校でタブレット端末を見る機会が増えているが、20分に1回は窓の外を見て休憩すること、昼休みや体育の時間に外に出て太陽光を浴びることを推奨しています。
(「夜の寝スマホ厳禁‼」特に夜に寝転がってスマホを見るのは、避けるべきと強調されています。)
●日光浴びないと近視進む? 子どもに外遊び推奨の国も|NIKKEI STYLE
●「目」は一生のお付き合い‼大事にしましょうね‼
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ホーム>政党・政治家>三原 義之 (ミハラ ヨシユキ)>初めての視力調査の結果が発表されました。~子どもの近視「目の奥行き」が初調査とのことのようです。