選挙ドットコム

三原 義之 ブログ

「家族信託」って何?「成年後見制度」との違いなど。(ケースワーカーには、必要な情報です。)

2022/6/22

●家族信託(民事信託)とは?~今日まで、私は知りませんでした…

●自身の老後や介護状態のときに備えて、自分が保有する不動産や株式といった財産の管理・処分を信頼できる家族に任せる財産管理方法のことです。

(2007年9月の信託法改正により、従来まで信託業法の免許を受けた信託銀行・信託会社しか認められていなかった信託を一般の人でも活用できるようになりました。)

(従来からの一般的な遺言書作成や後見制度の代わりに用いる制度であったり、または後見制度を並行して利用することにより、被相続人(故人)の希望に添った財産管理や遺産承継を可能にします。)

(営業として行う信託でないため、民事信託と呼称し、この民事信託の中でも、信頼できる家族間で行う信託のことを「家族信託」と称しています。なお、信託業法の免許を受けた信託銀行・信託会社しか認められていなかった信託は、営業として行う信託なので、商事信託と称します。)

●資産を持つ人【委託者】が、自分の老後の生活や介護などに必要な資金・不動産の管理や、自社株の議決権の行使などを、信頼できる家族【受託者】に託し、本人【受益者】のために管理や処分を任せる仕組みです。

●財産の所有者で財産管理を託す人(財産の名義を預ける人)を委託者、財産を託された人(名義を預かる人)を受託者、託された財産の権利を有する
人のことを受益者といいます。

(信頼できる家族等に託すので、家庭裁判所等の監督を介する必要はなく、後見人等の高額な報酬は発生しません成年後見制度は意思判断能力がなくなってしまった本人を保護することが目的のため家庭裁判所の監督の下で行われますが、家族信託は、元気なときに財産を持っている本人の意思で信頼する受託者に託するため、家庭裁判所を介在することなく財産管理を行うことができます。)

●このように優れた特性を有する家族信託なのですが、余り普及していないようです。

(家族信託を実践に移す段階で、受託者名義での銀行口座開設が必要なのですが、この受託者名義の口座開設に応じてくれる金融機関がほとんど無かったとのことです。家族信託のスタート時点でノウハウ不足で、受託者との取引に固有のリスク・論点についての十分な整理がまだなされておらず、各金融機関が慎重に対応しているためとされています。)

●私も夕刊フジの記事で初めて「家族信託」の存在を知り、あわてて学習した次第です。

(資産家のための制度ですが、ケースワーカーとして必要な知識のように思います。)

(利用時は成年後見制度も同時に使わないと、後々ややこしくなりそうです。)

(財産管理ですから、例えば、介護施設に入所する、という類への対応はできません。)

(今後、メジャーな制度として、認知・活用が進むかもしれませんね。)

この記事をシェアする

著者

三原 義之

三原 義之

選挙
選挙区

肩書 *デイサービスの現役の介護職。介護福祉士。元大手金融機関/大手産業廃棄物処理会社の企画マン。働きながら学ぶ専門学校の学生。
党派・会派 無所属
その他

三原 義之さんの最新ブログ

ホーム政党・政治家三原 義之 (ミハラ ヨシユキ)「家族信託」って何?「成年後見制度」との違いなど。(ケースワーカーには、必要な情報です。)

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_white選挙ドットコムHOMEicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtube