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小学校での混合クラスの取り組み~新しいスタイルの学級が生まれています。

2022/1/13

●例えば「1年生~3年生の異学クラス」「4年生~6年生の異学クラス」。1960年代以降にオランダで広まった「イエナプラン」という教育理念。年齢別の一斉事業では優劣がつき、学級内で異質な者を排除する力も働きやすい。子供は同じテンポでは成長しない。異年齢が交ざると皆、違うのが当たり前で、教えたり教えられたりする役割も交代しやすく、自己肯定感も高まる。といった考え方です。

●私立大日向小学校/長野県では既にスタートしていて、広島県福山市では今春に公立初のイエナプラン教育高を開設。名古屋市立山吹小学校でも一部導入済。

●学習能力(飛び級)ではなく、子どものコミュニケーション力や環境適応力、イジメ発生力学の緩和など試験的な一部導入は大賛成です。

●子ども、保護者、学校、社会全体に新たな気づきが生まれると思います。

年齢の違う児童、同じ学級で混じって授業 : ニュース : 教育 : 教育・受験・就活 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

■年齢の違う児童、同じ学級で混じって授業

2022/01/13 05:00​ [New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「学級」。

 同い年の同級生と、全員で黒板を向き、先生の話を聞く。学校のクラス(学級)のこんな日常的な光景は、明治時代に始まった。近年は多様な子供に対応するため、各地で新しいスタイルの学級が生まれている。

■寺子屋普及・質高い教育 近代化の土台

 師匠に怒られ正座する子、顔に墨で落書きする子。机の向きはバラバラ。江戸時代後期に描かれた、寺子屋の様子だ。師匠が手を焼きながらも、奔放な子供たちの成長を見守っている。

 寺子屋は庶民のための教育機関だった。町人や武士が師匠となり、子供は読み、書き、そろばんなど、生活に必要な知識や技能を学んだ。6歳前後で「入学」する子供が多かったとみられるが、地域によって差があった。指導は個別で行うのが基本で、1人の師匠が子供らのために作った62人分の学習計画の古文書も残っている。

 明治前期の調査では、全国に1万6560か所あったとされる。だが、実際はその数倍あった、というのが通説だ。江戸東京博物館の学芸員・市川寛明さん(57)は「身分の高い人が高度な教育を受ける欧米と異なり、江戸後期の日本では、教育が庶民にまで普及した。寺子屋の広がりとそこでの教育の質の高さが、社会に変化をもたらす『教育爆発』を起こし、日本の近代化の土台となった」と語る。

■学制発布150年 画一からの転換

 明治維新後、「国民皆学」を目指す新政府は明治5年(1872年)、「学制」(教育制度)を発布し、全ての6歳以上が教育を受けるよう定めた。当初は能力別に進級する形式だったが、等級によって人数が偏るなど問題が生じたため、1人の教員が受け持つ子供の数の基準を設ける考え方に転換。明治24年(1891年)に「学級」が規定され、尋常小学校は1学級100人未満とされた。これにより、計画性や効率性の高い教育システムが完成した。

 今年は、学制が発布されて150年となる。だが近年、発達障害や外国籍など特別な支援が必要な子供が増加。いじめの認知件数や不登校も増えている。一斉授業の画一的な教育では、対応しきれなくなっている。

 文部科学省は昨年、「個別の指導を充実させるため」などとして義務標準法を改正し、小学校の学級人数の上限を40人から35人に減らした。一律の引き下げは41年ぶりだ。

■固定観念覆す

 固定観念を覆す学校も、各地に生まれている。2019年度に開校した私立大日向小学校(長野県)では、同じ学級に年齢の違う児童が混在し、学んでいる。学級を「ファミリーグループ」と呼び、机を向かい合わせて学ぶ子供たちや、一人で黙々と問題を解く子もいる。

 学級は1~3年生で三つ、4~6年生が二つで、1学級は25人ほど。児童は毎週、自ら国語や算数など各教科の1週間の学習計画を立てる。空いた時間にいつ・どこで・どう勉強するかは先生と相談しながら決める。

 これは1960年代以降、オランダで広まった「イエナプラン」という教育理念だ。年齢別の一斉授業では優劣がつき、学級内で異質な者を排除する力も働きやすい。教育研究家のリヒテルズ直子さんは「子供は同じテンポでは成長しない。異年齢が交ざると皆、違うのが当たり前で、教えたり教えられたりする役割も交代しやすく、自己肯定感も高まる」と語る。

 異年齢学級を取り入れる動きは広がっている。広島県福山市では今春、公立初のイエナプラン教育校を開設し、1~3年、4~6年で計5クラスを作る計画だ。名古屋市立山吹小学校では、総合的な学習の時間などを8~9人の異学年のグループで行っている。

 ■クラスの風景は今後、さらに変化するかもしれない。

[MEMO]1学級児童数 他国上回る

 日本の小学校は、他国に比べて1学級の児童数が多い。

 OECD(経済協力開発機構)が2019年の国公立小学校の学級規模を国別で調べたところ、日本はOECD平均(21.1人)を大きく上回る27.2人だった。1学級の児童数が少ない国はルクセンブルク(15.0人)やコスタリカ(16.0人)、オーストリア(18.2人)などで、日本は34か国中、2番目に多かった。先進7か国(G7)では、イタリア18.9人、米国・ドイツ20.9人、フランス22.3、英国27.2だった。

 日本では、教員の負担軽減も急務で、働き方改革の観点からも、文部科学省は1学級の少人数化をより進めたい考えだ。OECDの調査(19年公表)では、日本の小学校教員の労働時間は週54.4時間で、調査に参加した国・地域で最も長かった。

 1学級の児童数が減った教育現場は「目が行き届く」と歓迎している。ただ、学力のほか、意欲や根気強さ、協調性といった「非認知能力」に対してどのような効果があるかは、専門家によって意見が分かれる。

 財務省は、学級の人数や教員の指導方法が児童にどう影響するのか、詳しい効果の検証を求めている。文科省は来年度以降、児童の学力や非認知能力に関する分析を進める方針だ。

 

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三原 義之

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肩書 *デイケア施設の現役の介護職。元大手金融機関/大手産業廃棄物処理会社の企画マン。働きながら学ぶ専門学校の学生。
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