2025/3/21
このまま進むのか、どうなのか?
民意をはかるタイミング迫ります。
村内ケーブルテレビでは1日に3回討論会の様子が放送されています。地元の方は是非ご覧ください。
以下、討論会最後の私の訴えになります。
討論会に来れずテレビも見れない方へ共有します。
5min
——————————————————
——————————————————
「さて、最後の演説ということで 私の考えをお伝えさせていただきたい。
結論から述べましょう。
私は冒頭述べた通り 大きな危機感を抱いております。それは野沢温泉村が 野沢温泉村でなくなってしまう。ここでの暮らし、先人の皆さんがつなげてきた文化伝統、が 近い将来には破綻するのではと捉えています。
つまり 「暮らし、文化消滅の危機宣言」 といってもいいと思います。
私は、今から15年前
セカンドキャリアを考える際に 絵を描きました。
次の仕事をどうするかという絵です。世界中を回った直後、感性が豊かでした。
そこ絵の中心には 野沢温泉村 や 家族 仲間という文字があります。
その周辺には野沢温泉でやれることやりたいこと を数十個記載しました。
そこには 野沢温泉の水を使った商品、やビール 蒸留所、 フィールドを利用した通年型の遊びの提案など思い浮かぶもの全て書き出しました。私は自分の得意分野を優先して取り組みました。日本では馴染みのない野沢温泉でも手薄なフィールドでのショップ運営やスキー場の夏季観光についてです。
そこに描いた多くの案件がこの15年で行政や民間の力で形になりました。
15年前は物件が底値 平日のスキー場は誰もいない 野沢温泉へ生まれたばかりの家族を連れて、起業。その覚悟を想像していただければ私がいかに未来の野沢に希望を抱いていたかお分かりいただけると思います。 ですので、今の活況もある程度は想定通りでした。
ただひとつ 予想できなかった 考えもしなかったことがあります。
それは、この地に長く暮らし、この地を守った先輩たちの野沢離れです。
衝撃的です。 今なお進行しています。また、地元若者の地元離れも深刻です。
実際に各地区に子供がいない 後継者がいない お祭りの火は北部地区から既に消え、実施できなくなっています。豊郷地区の中でも小学生がいない地区があります。衝撃です。中学校はすでに 地区行事を20地区から8地区に編成しなおして実施、小学生も次年度PTA総会で 区の統合について申し送りが実施され実現もちかいでしょう。これは暮らしの仕組みも同じことが起きています。すぐに着手しなくては野沢温泉の仕組みが回らない現状に陥っています。これは野沢温泉村の終わりを意味すると私は思っています。
物理の世界には慣性の法則があります。
私は人が関わる目に見えない コト にも慣性が働くと思っています。
おそらくこの流れは すぐには止められないでしょう。
しかし、
いまなら間に合う可能性がある 徐々に緩やかに方向転換をすることができるのではないかと。
村づくりを今こそ全村民一緒になってやりたい。
どうなりたかか どうしたいか? を皆で真剣に決定していきたい。
今日ここにお越しの皆様、 こちらにおられる村長もそうでしょう
一人一人の村民です。そして、村外から来られた方も野沢のファンでしょう。
世代論やコミュニティ別や地区別に考えるのではなく
私はあらゆるものを繋いでいきたいと思ってます。
野沢温泉に関わる多くの人々が豊かに過ごせる 幸せの[幸循環]が生まれることを望んでいます。
皆さんと共にの野沢温泉の未来をつくっていきたいと思っています。
この記事をシェアする
ウエノ ユウタ/43歳/男
ホーム>政党・政治家>上野 ゆうた (ウエノ ユウタ)>このまま進むのか、どうなのか?民意をはかるタイミング迫ります。