2025/2/5
高岡市議会議員の出町ゆずるです。
高岡市でもきょうは大雪。
早朝4時半に起きて、除雪しました。
家の隣の駐車場の車はすっぽり雪に埋まっていました。
まずは、スコップで、駐車場の雪かきしました。
なんとか車が通れるぐらいの道をつくり、その後は車の雪をどかしました。
家の前の除雪なども行い、およそ2時間。いい汗かきました。
車を走らせると、道はきれいになっていました。除雪車が走っていたのです。
高岡市では、タイヤショベルやブルドーザなど350台ほどが出動しました。
深夜に除雪車を走らせてくださった高岡市の関係者の方々、お疲れ様でした。
ありがとうございます。
高岡市全体で、除雪すると、1日7000万円ほどかかるといわれていますが、
大雪で走ることができなくなれば、それどころではない経済的な損失が生まれます。
雪国では除雪は極めて大事なのです。
除雪車といえば、思い出すのは、井波出身の政治家、綿貫民輔さんです。
私は東京にいたころ、頻繁に綿貫さんとお会いしました。
私にとって政治の「師匠」ですね。
(↑2021年11月ニューオータニ高岡で)
いろいろお話をしましたが、印象深いのは「雪退治」という言葉。
「雪退治をするため、政治家になった」というのです。
綿貫さんは慶応大学卒業後、鐘紡に入社しました。
3年で、お父さんが創業したトナミ運輸に入社しました。
当時は経営が厳しかったといいます。
その原因の一つは、雪だったのです。
山間部では、積雪が何メートルにもなり、トラックは走れないのです。
冬場には、配送できず、赤字なったそうです。
「この状況をなんとかしたい。アメリカには除雪車があると聞いたので、視察した」のです。
4カ月ほどいたといいます。
そこで見たのは、日本とは全く違う光景でした。
「真冬のロッキー山脈でびっくりした。除雪車が雪を飛ばして、トラックが走っていた」。
帰国後、県知事や富山選出の正力松太郎さん、松村謙三さんに除雪車の導入を陳情したのですが、
結局、相手にされなかった。そこで、31歳で富山県議選に出て当選したというのです。
その綿貫さんは今年、98歳になります。
除雪車できれいになった道を車で走るたびに、私は綿貫さんに感謝しております。
いろいろなことを教えていただきました。
政治家として、後世にまで残る「雪退治」に匹敵する政策をやりたいですね。
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