2025/2/2
「高岡発の技術」が世界を変えるかもしれません。
二上にある、富山大学のアルミの研究センターに
世界が注目しています。
アルミは通常、ボーキサイト精錬してつくります。
大量のエネルギーが必要になってきます。
日本では海外で精錬したアルミを輸入しています。
こうした今までの流れを一変する技術が
確立されようとしています。
今回富山大学のアルミをリサイクル技術です。
アルミ缶からアルミ缶へのリサイクルはこれまでも
できましたが、今回の新たな技術は、アルミ缶をリサイクルして、
新たにアルミ建材や自動車の部品になる技術なのです。
これをアップグレードリサイクルといいます。
これは、ボーキサイトを精錬するより、
ずっとエネルギーコストは少なく、
実にCO2を97%削減できるのです。
地球温暖化対策の必要性が指摘される中、
世界中が注目するすご技です。
富山大学が特許を持っています。
そして、三協立山など高岡のアルミ関連企業。
工業団地などを新たに造成し、
高岡が再生リサイクルアルミの聖地に
なる日も遠くありません。
アルミの市場も今後、急拡大すると予想されています。自動車は軽量化される傾向が強まっています。
そのため、現在車全体のアルミのシェアは
15%ほどなのですが、40%にまで引き上げられる見通しです。
日本のみならず、
世界中の自動車メーカーなどに、
売り込めば、世界は一変します。
そして何より、高岡にとって大きなチャンスです。
巨額の”外貨”を獲得できるのかどうか。
私自身、少々錆びついた英語を磨き直さなければ。
話を聞きながら痛感しました。
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