2024/10/1
日本全国津々浦々、自助共助公助の中でも共助のための市民活動に心底取り組む人々がいらっしゃいます。
今回のような能登半島の災害でも早速物資を集めて運ぶ人たち。ほんとうに頭が下がります。
人間という生き物は本当に不思議です。領土をめぐって戦い、殺し合う人々もいる。一方で支え合う人々もいる。
どっちがどっち?
最近、元東京農大教授の長島孝行氏の提唱する昆虫テクノロジーにはまっている私としては、人間の方が昆虫よりも劣っていると思う時もあります。
しかしながら、市民活動に時間も私費も使う人たちを見ていると、昆虫のように生き延びるための賢さはないけれど、愚直にも愛のために行動を起こしているという気がします。
さて、そんな愛に満ち満ちている市民活動こそをまちづくりに活かさない手はないと思うのです。
私が住む大垣市というところは、とくに市民活動が多く存在していると思います。しかし、一方で同じような活動をしている団体がたくさん存在している印象です。これだったら、ひとつになってしまえば、もっと効率よく活動ができるのに、と。。。
また、市からの助成も充実しているとは思いますが、数年で助成が終わり、そこからが生き残るかどうかの正念場。
自らも歳をとり、組織化されることなく、そのまま疲弊し、辞めてしまうパターンも多いようです。
まちづくりとは、長く続けることが大切であり、行政主導よりも民間主導の方がうまくいくともいわれています。
もちろん、そのレベルには差はあり、ピンキリともいえますが、ピンの活動をいかに長く続かせるか。
そこに行政が手を差し伸べることができれば、まちは発展するのではないでしょうか。
ちなみに、大垣市では今現在、児童館が飛び地の墨俣にしかありません。
こどもの居場所がなく、市民活動団体がこども食堂や遊び場を居場所として展開しています。
やっと一昨年より助成金がだされるようになりましたが、それも5年間で終わってしまう。
もちろん、行政もあの手この手で子どもの居場所を検討しており、『こどもんち』というプロジェクトが始まりました。
去る9月本会議における一般質問では、そんな市民活動について発言いたしました。
youtube配信されていますので、どうぞご覧ください。
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