2024/9/29
金井たかしの「江戸川区情報」(筆者金井たかし(高志)のプロフィールを見る)江戸川区議会議員・弁護士・武蔵野大学法学研究所客員研究員
2024年9月30日から始まる江戸川区議会の決算特別委員会の準備のために『江戸川区各会計歳入歳出決算』、『江戸川区各会計歳入歳出決算概要説明』、『江戸川区財務諸表』 、『財務レポート』、『主要施策の成果』などを見ています。
最初のふたつの『江戸川区各会計歳入歳出決算』と『江戸川区各会計歳入歳出決算概要説明』は決算のための数値が記載された書類です。『江戸川区財務諸表』、『財務レポート』、そして『主要施策の成果』については、それらの内容に説明が必要なものと思います。
そこで、まず『江戸川区財務諸表』や『財務レポート』がどのようなものであるかを説明し、また他のブログで『主要施策の成果』がどのようなものであるかを説明したいと思います。
『江戸川区財務諸表』は、江戸川区長が職員の中から任命し江戸川区の会計事務を担当する会計管理者が地方自治法第233条第1項により決算を作り上げた際の各会計の歳入歳出決算参考資料として、江戸川区会計事務規則第126条の規定に基づき作成するものです。
そして、『江戸川区財務諸表』は、企業の会計と同様の複式簿記・発生主義会計による「会計別財務諸表」及び「部別財務諸表」により、資産や負債などのストック情報や発生主義によるコスト情報を明示しています。また、全体像を示すために「各会計合算財務諸表」が作成されるとともに、江戸川区民の皆さんからより理解を得られるよう注記も掲載されています。
また、財務諸表から得られる情報に「事業の目的」や「事業の成果」等の非財務情報を交え、分析を加えた「財務レポート」が作成されています。これにより、江戸川区が取り組んでいる施策や事業がどのような成果を上げたか、目的を達成できているかなどを確認することができるようになっています。
決算特別委員会での審査の準備をするにあたり、『財務レポート』を何回も見ていますが、江戸川区民の方々が江戸川区で実施されている施策・事業の内容や成果を確認することが大変ですので、区議会議員が皆さんに代わり決算委員会の委員としてそれらを審査していることになります。
決算特別委員会の委員として、9月30日から連続ではないのですが7日間にわたり、令和5年度の決算を審査します。区議会議員選挙において私が主張していた政策事項に関わる江戸川区による施策・事業について積極的に審査をしていきたいと思います。(筆者金井たかし(高志)のプロフィールを見る)
金井たかし(高志) 江戸川区議会議員・弁護士(元 武蔵野大学法学部・大学院教授 元LINE(株)監査役)
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