2024/4/30
金井たかしの「江戸川区情報(筆者金井たかし(高志)のプロフィールを見る) 江戸川区議会議員・弁護士
私は江戸川区の町会・自治会の加入者増加また活性化をどのようにすれば達成できるかを常々考えており、いくつものブログを書いています。
昨年江戸川区で導入された「町会・自治会への電子回覧板」について、ブログを書こうと思いつつ書いていませんでしたので、ブログを書いておくことにします。
まず、私は、町会・自治会の活性化のためにいくつもブログを書くなかで江戸川区役所の担当部署と話をしてきていますが、町会・自治会の加入率が下がっている現在、江戸川区に住んでいる皆さんにどのようにして江戸川区の情報をお伝えするかということはとても重要な課題と思っています。
昨年、江戸川区公式サイト「2023年(令和5年)4月12日 町会・自治会への区回覧物・掲示物の電子回覧板を新たに開始」で、「町会・自治会未加入者などへも区政情報を発信」し始めたことが発表されています。
そして江戸川区公式サイトの「町会・自治会への電子回覧板」ページで細かい説明がなされています。
江戸川区では行政情報を区民の皆さんに伝えるため、町会・自治会を通じて、回覧物・掲示物を配付していますが、昨年令和5年4月から情報提供手段の多様化を図るため、ホームページ上に回覧物・掲示物を掲載し始めています。
町会・自治会の回覧板や掲示板は、インターネット環境がない方への情報提供手段として重要なものであるため、引き続き、紙による回覧物等の発送業務は続けられています。
インターネットによる情報配信は重要なことですが、インターネットを使う環境がない、また、使いこなせない区民の方々も多くいます。インターネットを使うことで、江戸川区として情報提供のコストや手間を少なくすることができるものですが、インターネットを利用できない方々を取り残してはいけないものです。
インターネットを使いこなせる若い世代の方々と話をすると、いろいろなことについて「どうしてペーパーレス化できないのですか?」という質問をいただきます。私は「インターネットを使いこなせないお年寄りの方々のことも気にかけてください」と答えています。
江戸川区からの情報提供ということについて、町会・自治会の皆さんによる回覧板による情報提供とインターネットを使った情報提供のバランスを適切に考えていく必要があると思います。(筆者金井たかし(高志)のプロフィールを見る)
金井たかし(高志) 江戸川区議会議員・弁護士
(元 武蔵野大学法学部・大学院教授 元LINE(株)監査役 武蔵野大学法学研究所研究員)
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