マンション管理組合・自治会の防災対策（金井たかしの「江戸川区情報」）（筆者金井たかし（高志）のプロフィール）

2022年12月17日のブログ記事「マンション防災　マンション特有の被害」で江戸川区から発行されている「みんなで取り組む！マンション防災」のパンフレット（2022年9月発行）について紹介しました。

江戸川区の葛西地区はマンションが多く、また、私はマンションに住んでいて、マンションにおける防災対策に関心がありますので、今回は、この「みんなで取り組む！マンション防災」のパンフレットの中で、特に今まであまり関心が持たれなかった管理組合・自治会による防災対策の記載部分について紹介をしたいと思います。

江戸川区公式サイトの「みんなで取り組む！マンション防災～災害に強いマンションにする5つのコツ～」（更新日：2022年9月22日）ページで「みんなで取り組む！マンション防災」のパンフレット（2022年9月発行）の発行が紹介されています。

このパンフレットを見ると、Part3「管理組合や自治会の防災対策」（13頁以下）で、集合住宅の場合「個々の住人が少しずつ費用を負担することで建物の防災機能を高め、災害発生時に備えた体制を作っておくことでいざという時に助けあうことができます。」と記載されています。マンションの住人同士での付き合いが希薄となっているものですが、災害時のことを考えると協力体制を作っておくことは重要な点になると思います。

「みんなで取り組む！マンション防災～災害に強いマンションにする5つのコツ～」の中から、以下に管理組合や自治会の防災対策のポイントを記載しておきます。

　　　１．建物自体の耐震性能を調べる

　　　２．設備の防災対策

　　　３．防災用品の準備

　　　４．地震保険

　　　５．災害対策本部の編成

　　　６．災害対応マニュアル

　　　７．居住者名簿を作る

　　　８．防災訓練

これらのことを踏まえて、マンションの各世帯と管理組合・自治会の防災対策が大切になるものです。地震などの災害が発生する可能性・リスクが高まっている現在、この江戸川区のパンフレットを参考にして対策を考えないといけないものと思います。（筆者金井たかし（高志）のプロフィール）

「金井たかし　江戸川区の政策研究（金井たかし公式HP）」

弁護士 金井たかし（高志）

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（江戸川区在住　弁護士　武蔵野大学［江東区］法学部･大学院教授）

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