2024/11/2
金井たかしの「江戸川区情報」(筆者金井たかし(高志)のプロフィールを見る)江戸川区議会議員・弁護士・武蔵野大学法学研究所客員研究員
2024年(令和6年)10月22日に東京都道路整備事業推進大会が開催されました。今年私は江戸川区議会の建設委員会の委員となっていますので、区役所の土木部の担当者と参加しました。そこで、その内容について書いておきたいと思います。
東京都道路整備事業推進大会は、2024年10月22日に砂防会館で開催されました。この推進大会の主旨・目的は、「東京都の広域化する交通混雑の緩和や安全で快適なまちづくりに資するため、道路、橋梁、鉄道連続立体交差等の整備及び公共交通を充実させる都市モノレール等の整備の推進を図ること」となっています。
そして、推進大会は、上で記載している目的を達成するため次の事業を行うこととされています。
(1)道路整備事業等を促進するため必要な意見発表を行う。
(2)道路備事業等を促進するため必要な宣言及び決議を行う。
(3)上記決議をもって、道路整備に関する施策の推進及び財源の安定的、継続的な確保に向けて、関係機関へ提案要求活動を行う。
道路整備の効果は、渋滞緩和とまちづくりへの貢献、また、防災性の向上として現れます。
しかし、東京都の都市計画道路整備率は、約65%にとどまっています。この都市計画道路とは、「都市の基盤的施設」としての都市計画法に基づく「都市計画決定」による道路で、簡単に言えば、国、県、市などが何十年という長期的視野を持って広域にわたる都市像を検討し、整備計画を決めているものです。
このような都市計画道路の整備により交通渋滞が緩和され、自動車の平均走行速度が向上することになります。これにより、自動車の走行に伴って排出される粒子物質(PM)や窒素酸化物(NOx)の排出量が削減され、大気汚染の抑制につながります。
第35回東京都道路整備事業推進大会で、上で記載した主旨・目的の実現のために、また、東京都や国に対して、その実現に向けた取り組みを働きかけていくために、第35回大会の大会宣言・大会決議が承認・議決されました。
江戸川区においても都市計画道路事業(都市計画道路)が進められています。その進行のために建設委員会委員として尽力をしていきたいと思います。(筆者金井たかし(高志)のプロフィールを見る)
金井たかし(高志) 江戸川区議会議員・弁護士(元 武蔵野大学法学部・大学院教授 元LINE(株)監査役)
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