2023/4/24
【選挙戦を終えて】
興奮も一段落したかと思いますので、埼玉維新の統一地方選当選者へのメッセージを投稿させていただきます。
埼玉維新、前半戦では5名、後半戦では全員当選という結果になり、ほっと、胸を撫で下ろしています。
皆様の新たな門出をお祝いいたします。
ただ、我々は、各議会において、少数の議席を確保したに過ぎません。ほとんどの当選者の皆様は今後、議会に1人か2人しかいない維新の議員として、少数の無力さに戸惑い、「思ってた維新」との違いに打ちのめされることと思います。
そして、あなた方は当初、全く何も実現することができません。それが現実です。
でも、恐れないでください。
議会では、発言が許される全ての機会で、発言してください。
間違いは新人の特権です。
どんどん間違えてください。
是々非々とは何か、もう一度見直してください。
何かを実現できない理由を他者に押し付けることは、無責任な行為です。
無闇に他党を批判しないでください。
無闇に役所を批判しないでください。
Twitterでの拡散を狙った激しい内容の投稿などは言語道断です。
我々は、評論家ではなく、何かの活動家でもなく、是々非々の責任政党、維新です。
対話をし、議論をして、折り合えなくても、相手には相手の正義があります。すぐに他者を批判するのではなく、その正義をしっかりと理解し、折り合える部分を探す努力を怠らなければ、何かを前進させることができます。何かを実現に近づけることができます。
それが埼玉維新がやるべき、是々非々です。
我々は提案する政党です。
地に足のついた提案ができるよう、地域の皆様との接点をより多く持ってください。私自身は3年前の当選後すぐにコロナ禍に突入し、地域の催し、駅頭も、挨拶回りも全て自粛、地域の方々との接点づくりから頓挫してしまいました。
今はそういう時世ではないことを幸運と捉え、とにかく地域に顔を出すことで、情報を仕入れ、皆様のご意見を伺い、地に足のついた議論や提案に繋げてください。
その活動は地域の協力者を呼び込むことにもつながります。地域の協力者がいない選挙の辛さは今回の選挙で痛感されたと思います。
その上、政策実現のために、次回は同一市町の候補者を増やさねばなりません。未来の仲間のためにも、まずは地域の方々をしっかりと掴んでください。
次の戦いは既に始まっています。
今回の選挙における「成功体験」は、次の選挙では「失敗原因」になり得ます。その成功体験は一旦全て捨てて、また1から活動を組み直してください。
選挙ばかりを考えろという訳ではありません。しかし、選挙で負けたら何も発言できず、地域にも貢献できず、結局は行財政の改善や改革がまた退歩することになります。
しっかりと次の戦いに備えることは、地域への責任を果たすための準備だと思って、堂々と行ってください。
私の幹事長としての任期は、もう間もなく、終了します。
自身が候補者となり、皆さんへのサポートがほとんど出来なかったことを申し訳なく思うとともに、任期の最後に、素晴らしい戦いを目の当たりに出来たことを嬉しく、誇りに思います。
気持ちの良い最後を迎えられたのは、アウェイでの戦いに臨んだ皆さんの勇気と努力、御期待をお寄せくださった方々の御支援があったからこそ。
心から御礼を申し上げます。
私は表舞台から去ります。
でも、出来ることがあればいつでも喜んで駆けつけます。
皆様のご健勝とご活躍を祈念し、統一地方選当選者たちへのメッセージとさせていただきます。
頑張ろう!
頑張ろう!
頑張ろう!
令和5年4月24日
埼玉維新の会
日本維新の会 埼玉県総支部
幹事長 津田賢伯
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ツダ マサノリ/47歳/男
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