2025.6.20
🟢令和７年6月徳島県議会定例会
⭕️経済委員会(付託)質疑　10:30〜
項目
🔹観光スポーツ文化部
○阿波藍日本遺産文化資源活用
○阿波藍宣伝普及観光企画誘客
○観光コンテンツ橋の博物館活用
○徳島空港カート広告掲載について
○県庁コンサート実施について
○文化の森贋作活用について

(以下質疑全文)
元気とくしまの岡田晋です。
委員長の許可をいただきありがとうございます。
それでは
●観光スポーツ文化部 文化資源活用課 にお聞きします。
日本遺産の「藍のふるさと阿波」の認定取り消しの可能性
が浮上し、さらにもう一歩踏み込んだ取り組みが必要である
ということですので、それに対し県としてどのような支援が
できるのかについてお聞きします。
日 本 遺 産 は 、 地 域 の 歴 史 的 魅 力 や 特 色 を 通 じ て 我 が 国
の 文 化 ・ 伝 統 を 語 る ス ト ー リ ー を 文 化 庁 が 認 定 す る 制 度
で、これまでに１０４の地域が認定を受けております。
吉 野 川 流 域 ９ 市 町 （ 徳 島 市 、 吉 野 川 市 、 阿 波 市 、 美 馬
市 、 石 井 町 、 北 島 町 、 藍 住 町 、 板 野 町 、 上 板 町 ） が 共 同
で 申 請 し た 「 藍 の ふ る さ と 阿 波 ～ 日 本 中 を 染 め 上 げ た 至
高の青を訪ねて～」が、令和元年5月「日本遺産」に認定
を 受 け 、 令 和 元 年 ６ 月 に は 「 藍 の ふ る さ と 阿 波 魅 力 発 信
協議会」が設立されております。
県 に お い て 把 握 し て い る 日 本 遺 産 認 定 状 況 に つ い て 教
えてください。
説明
（文化資源活用課）
日本遺産は、地域に点在する有形・無形の文化財をパッケージ化し、我が国の文化・伝統を
語るストーリーを認定する仕組みとして、平成２７年度に文化庁が新たに創設したもので、当
初１８件の認定から始まりましたが、現在は全国で１０４件が認定されております。
本県関係で認定されているものは２件あり、 １件はお話のありました 「藍のふるさと阿波」 、
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もう１件は「四国遍路」でございます。
「藍のふるさと阿波」は県内９市町からの申請により令和元年５月に認定され、 「四国遍路」
につきましては、本県をはじめ四国４県と関係５７市町からの申請により、平成２７年４月に
認定されているものでございます。
説明ありがとうございます。
県 内 で 認 定 さ れ た 日 本 遺 産 そ れ ぞ れ に つ い て 関 係 す る
県の各担当部署について教えてください。
説明
（文化資源活用課）
まず、 「藍のふるさと阿波」につきましては、協議会の構成団体が主に市町村であることか
ら、市町村が担っているところですが、県においては、日本遺産業務を所管している当課、観
光ＰＲに係るところは観光所管課、 また、 阿波藍の生産や物産については、 それぞれ農林部局、
経済産業部局が関係するものと考えております。
また、 「四国遍路」につきましては、世界遺産登録を目指す取組を当課で所管していること
から、日本遺産についても同様に当課で所管しております。なお、観光に関することについて
は観光所管課が関係しております。
説明ありがとうございます。
日本遺産に認定されることはとても名誉なことです。
し か し 、 ご 説 明 の と お り 県 に お い て 阿 波 藍 に 関 し て 関
係 す る 部 署 が 多 岐 に わ た っ て お り 、 そ れ ぞ れ の 取 り 組 み
が 連 携 さ れ て い な い と 思 い ま す 。 徳 島 の 象 徴 と 言 っ て も
過 言 で は な い 「 阿 波 藍 」 の 取 り 組 み を 県 組 織 の 中 で 連 携
する必要があります。
そ れ こ そ 後 藤 田 知 事 が 就 任 当 時 に よ く 使 っ て い た 言 葉
「 部 局 横 断 の プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム 」 を 作 っ て 取 り 組 む こ
とも重要と考えますが見解をお聞かせください。
説明
（文化資源活用課）
日本遺産「藍のふるさと阿波」については、協議会を構成する県内９市町が主体的に事業を
行っており、県においては、こうした取組を展開している地元自治体のご要望等をお伺いしな
がら、適時適切な支援を行っていく必要があると考えております。
委員お話のとおり、 「阿波藍」は徳島の象徴と言っても過言ではなく、県で連携して取り組
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む必要があると考えておりますので、当課としましては、日本遺産に係る県の窓口課として、
観光をはじめ、農林、経済産業など関係する各部局、課に情報共有の上、協議、連携しながら
取り組んで参りたいと考えております。
説明ありがとうございます。
日 本 遺 産 の 認 定 に つ い て は 、 令 和 ３ 年 度 か ら 更 新 制 度
が 導 入 さ れ 、 認 定 か ら ６ 年 を 経 過 し た 地 域 に つ い て 、 総
括評価及び継続審査の実施をされております。
そ の 結 果 、 文 化 庁 は 、 昨 年 度 、 文 化 財 を 観 光 振 興 に 活
用 す る 「 日 本 遺 産 」 の う ち 福 岡 、 佐 賀 両 県 の 「 古 代 日 本
の『西の都』 」の認定取り消しを行いました。
取 り 消 し の 理 由 と し て は 、 日 本 遺 産 を 活 用 し た 地 域 活
性 化 策 が 不 十 分 で あ る こ と 、 集 客 力 の 高 い エ リ ア か ら 周
辺 へ の 誘 客 ・ 周 遊 対 策 の 不 足 、 自 治 体 な ど 関 係 団 体 間 の
連 携 が な く 、 住 民 ら の 認 知 度 が 低 い 、 認 知 度 不 足 、 観 光
振興に繋がっていなかったことが理由とされております。
吉 野 川 流 域 の ９ 市 町 が 認 定 を 受 け て い る 、 藍 の ふ る さ
と阿波も、認定から6年が経過いたしましたので、今年度
審 査 を 受 け た よ う で す が 、 自 治 体 間 の 連 携 不 足 、 認 知 度
不 足 、 観 光 振 興 に 繋 が っ て い な い 、 と い う こ と が 指 摘 さ
れております。
県 と し て 、 日 本 遺 産 の 認 定 を 受 け て い る 、 藍 の ふ る さ
と 阿 波 魅 力 発 信 協 議 会 に 対 し 、 ど の よ う な 関 わ り を さ れ
ていますか。教えてください。
説明
（文化資源活用課）
日本遺産 「藍のふるさと阿波」 は９市町や県観光協会などを構成団体として協議会を設立し、
藍住町が事務局となり活動をしております。県は、側面的な支援として、日本遺産に係る事業
に活用可能な補助金の周知や、認定内容に変更があった場合の国への申請書提出などを行って
いるところです。
説明ありがとうございます。
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先 ほ ど 申 し 上 げ た 認 定 が 取 り 消 し に な ら な い よ う に す
る た め 、 藍 に 関 し て は 県 と し て い ろ い ろ な 部 署 が 関 係 す
る と 思 い ま す が ま ず 文 化 資 源 活 用 課 と し て は ど う い っ た
支援ができるのか、おたずねいたします。
説明
（文化資源活用課）
先ほどお答えしましたとおり、日本遺産「藍のふるさと阿波」においては、取組が観光をは
じめ、生産や物産など多岐にわたり、県の関係部局も多岐にわたるため、当課は日本遺産に係
る県の窓口課として、各部局等と連携しながら取り組んで参ります。
また、日本遺産の認定更新においては、本県だけでなく四国４県の取組ではありますが、県
は四国遍路において日本遺産の認定更新を２回経験しております。このため、その経験を活か
し助言することもできるものと考えております。
また、日本遺産には、藍に関する文化財などが構成資産として登録されておりますが、これ
らの保存や活用方法について、 相談に乗ったり、 助言を行うとともに、 日本遺産に係る協議に、
協議会事務局から要請があれば、オブザーバーとして参加もして参りたいと考えております。
こうした様々な面から、県としても支援して参りたいと考えております。
説明ありがとうございます。
文 化 資 源 活 用 課 は 、 日 本 遺 産 の 県 の 窓 口 と な る と と も
に 、 更 新 申 請 や 文 化 財 の 保 存 に あ た っ て は 、 こ れ ま で の
経験などから、助言・支援いただけるということでした。
「 藍 の ふ る さ と 阿 波 」 の 日 本 遺 産 認 定 継 続 の た め 、 し っ
かりと支援してもらいたいと思っています。
よろしくお願いします。
● 次 に 「 観 光 誘 客 課 」 に 阿 波 藍 の 普 及 宣 伝 に つ い て お 聞
きします。
日本遺産に認定されている阿波藍の活性化のためには、
Ｐ Ｒ や 、 よ り 観 光 に 活 か す こ と も 必 要 と 思 い ま す が 、 現
在の取り組み状況について教えてください。
説明
●説明（観光誘客課）
徳島は、藍染めの元となる藍染料「すくも」づくりの本場として、現在もその伝統が引き継
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がれ、徳島でつくられた「すくも」を阿波藍と呼び、この阿波藍にまつわる歴史や文化を活用
し、徳島県の知名度向上や観光誘客に取り組んでまいりました。
現在、開催中の「大阪・関西万博」関西パビリオン内の「徳島県ブース」においても、
・有名作家が阿波藍で染めた「アテンダントのユニフォーム」の採用や、
・阿波藍染めで仕上げた「阿波和紙」の展示、
・ブース来場者が実際に藍染め工程を短時間で体験できるコーナー など、
徳島県外においても、このような機会を捉えて、本県の魅力を阿波藍を通して多くの方に伝
えるＰＲ活動に取組んでいます。
説明ありがとうございます。
そ れ で は 、 阿 波 藍 の 宣 伝 普 及 そ し て 「 藍 の ふ る さ と 阿
波 」 の 日 本 遺 産 認 定 継 続 に 向 け て 今 年 度 や っ て い た だ け
る支援策についてお尋ねします。
説明
●説明（観光誘客課）
本県においては、数多くの阿波藍を扱う施設があり、そこでは、来訪者が藍染め体験を手軽
に楽しむことができます。
（県公式ＨＰ阿波ナビには藍関連施設が１２軒掲載）
また、藍染め体験だけに限らず、 「阿波藍」のストーリーを伝えるコンテンツは、インバウ
ンドをはじめ県外からの観光誘客に活用できることから、県内外及び国外での旅行商談会や旅
行博などのあらゆる機会を捉えて、情報発信を行って参りたいと考えております。
説明ありがとうございます。
観光の企画と実施はスピード感が大切です。またその結果
を検証し次につなげることも重要です。よろしくお願いしま
す。
私が以前から県の取り組みで改善してもらいたいと再三お
願いしている内容です。
今回質疑させていただいております日本遺産の「藍のふる
さと阿波」そして「四国遍路」の二つを観光のコンテンツと
して活用するために県の各部署の取り組みがばらばらではい
けないと思います。
各部署が連携して取り組むことが重要です。
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一昨年、四国遍路に関して取り組まれている県の部署が3
カ所あり窓口の一本化を委員会でお願いしたところ、観光政
策課が担ってくれることとなりました。その時に、30年前か
ら吉野川市、阿波市、神山町で合同で取り組んでいる。 「空
海の道」ウオークに関した観光コンアテンツになる印刷物や
グッズ資料一式を参考にしてくださいとお渡しましたが組織
が改編された今、事務引き継ぎはなされていますか。
説明
●説明（観光企画課）
今年度の組織再編によりまして、４月から観光政策課が、観光企画課と観光誘客課の２課と
なりまして、 コンテンツの充実や磨き上げを行うプロダクト部門であります 「観光企画課」 と、
また、こうしたコンテンツを国内外に情報発信し、誘客に結びつけるプロモーション部門であ
ります「観光誘客課」の２課に再編を行い、推進体制を強化しております。
観光企画課と しましては 、 「阿波藍 」 「四国遍 路」 は徳島を代表する観光コンテンツと認識
しておりまして、 「遍路地図」は引き継いでおります。
また、 「空海の道・ウォーク」イベントにつきましては、前任の観光政策課長からも聞いて
おりまして、私も、今年度、去る５月１１日（日）に開催された「空海の道・ウォーク」イベ
ントにも参加させていただきました。平地コースの１０番札所「切幡寺」から１１番札所「藤
井寺」までの１４．７ｋｍの、四国遍路の一部分でしたが、善入寺島や潜水橋などをゆっくり
と歩きまして、四国遍路の良さを体験させていただきました。
徳島ならではの観光コンテンツとして、四国遍路についての総合窓口は観光企画課で対応さ
せて頂きます。
説明ありがとうございます。
観光政策課の時に決定した引き継ぎが観光企画課になされ
ていて安心しました。ホームページで県民の皆さんが閲覧で
きる事務分掌の中には明記されていませんが、日本遺産とし
て守って行くためには「四国遍路」 「藍のふるさと阿波」の
普及と共に明記するべきだと思いますがどうでしょうか。
説明
●説明（観光企画課）
「日本遺産」については、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・歴史を語るストー
として、国から認定されたもの、認められたものでありますので、国のＰＲとあわせ、誘客効
果の高いコンテ ンツとして 、 「四国遍路 」 「藍の ふる さと阿波」の構成文化財などの「日本遺
産」の表示について、関係課や市町村などと連携して、取り組んで参ります。
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説明ありがとうございます。
是非とも観光企画課が中心となって観光コンテンツに「四
国遍路」 「藍のふるさと阿波」を加え、どんどんと徳島の歴
史と文化の宣伝普及をよろしくお願いします。
● 次 に 公 共 イ ン フ ラ を 観 光 コ ン テ ン ツ に 活 用 す る と の お
話 を 一 昨 日 の 浪 越 議 員 の 一 般 質 問 の 答 弁 で お 聞 き し ま し
た 。 い ろ い ろ な 施 設 や 工 作 物 が あ る と 思 い ま す が 、 観 光
コンテンツとして提案したいものがあります。
そ れ は 、 橋 の 博 物 館 と 言 わ れ る 徳 島 県 、 そ の 中 で も 、
四 国 三 郎 吉 野 川 は 、 藍 よ り 青 し 「 吉 野 川 」 と う た い 、 橋
と 島 の あ る 風 景 な ど が 広 が り 、 い ろ い ろ な 工 法 で 架 け ら
れ た 多 種 多 様 な 橋 が あ る の は 、 全 国 で も 大 変 珍 し い そ う
です。
吉 野 川 市 内 に お い て も 西 か ら 順 に 申 し 上 げ ま す と 、 全
国でも珍しいデザインの片つり斜張橋の「岩津橋」 、床版
橋の 「 瀬詰 大 橋 」 、 トラ ス 橋 の 「 阿 波 麻 植 大 橋」 、 潜 水橋
の 「学島橋」 、 「川島橋」 、 レトロなワーレントラス橋の 「阿
波中央橋」 、アーチ橋の「西条大橋」です。私も吉野川市
職 員 時 代 に 橋 め ぐ り ツ ア ー と し て 企 画 し 自 ら 案 内 を し て
いました
また、日本一の広さの川中島「善入寺島」や「柿原堰」
な ど 、 す ば ら し い 自 然 や 構 造 物 も あ り ま す 。 そ う い っ た
ものもコンテンツとして是非活用してはどうでしょうか。
説明
徳島は水の都とも呼ばれ、吉野川をはじめ大小約500の河川が流れており、その河川には全
国的にめずらしいものも含め、数多くの橋が架けられております。
県のホームページにある「橋の博物館」のページでは、県内に架かる様々な橋について、種
類や構成、河川ごとに紹介したり、吉野川に架かる橋のフォトコンテストを実施するなどして
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おりますが、今後は、観光協会などと連携しながら、橋の観光コンテンツ化に向け、歴史や景
観など、その地域や河川のもつ魅力を感じてもらえるよう、橋をつなげたモデルコースや周辺
地域における観光情報を合わせて情報発信をしていきたいと考えております。
また、地域の観光地づくりを担うＤＭＯである「イーストとくしま観光推進機構」において
は、川島潜水橋を通行するサイクルツアーやカヤックによるツアーなど、善入寺島を活用した
モニターツアーが実施され、旅行商品化に向けた取り組みも進められているところです。
加えて、県が開催する「とくしま観光アカデミー」では、実践的な観光ガイドの育成をする
とともに、今年度設置予定の「海・川・山で遊ぶ観光推進プロジェクトチーム」においても、
橋も含めた水辺の観光活用を検討して参ります。
今後も、市町村や観光協会、ＤＭＯと連携しながら、各地の橋とその周辺地域における魅力
を掘り起こし、磨き上げることで、 「水の都・徳島」の魅力を発信し、観光誘客につなげて参
ります。
説明ありがとうございます。
補 足 い た し ま す が 、 阿 波 中 央 橋 の 橋 の 親 柱 の 上 に は 有
名 な 彫 刻 家 イ サ ム ノ グ チ の 平 和 を 願 っ た 男 の 子 と 女 の 子
像の作品が両側に飾られております。
ほ と ん ど が 県 管 理 の 橋 で す の で 是 非 と も 観 光 コ ン テ ン
ツに活用していただきたいと思います。
よろしくお願いします。
●次に徳島空港のカートについてお聞きします。
香 港 直 行 便 を 利 用 し 香 港 か ら 春 節 の 時 期 に 帰 っ て き た
方 か ら の ご 意 見 で す 。 そ の 方 は 、 徳 島 空 港 に 到 着 し て 違
和感 を 感じ ら れ た ので 写 真 を撮 影 しFacebookの メッ セン
ジ ャ ー で 送 っ て く れ ま し た 。 そ れ は 徳 島 空 港 に 置 か れ て
いるカートに広告が全く無かったからです。
た い て い の 空 港 で は カ ー ト に は 目 を 見 張 る ほ ど の 派 手
な 広 告 が 張 ら れ て い ま す 。 徳 島 空 港 は 広 告 収 入 が 必 要 な
い ほ ど の 潤 沢 な 経 営 状 況 な の か と 聞 か れ ま し た 。 早 速 写
真 を 添 付 し て ど う い う 訳 な の か と 担 当 課 に お 尋 ね し ま し
た。 「空港会社がやっていることなので」とのご回答でし
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た が 県 も 関 与 さ れ て い る か と も 思 い ま す の で 、 そ の 後 の
経過を教えてください。
説明
ご指摘を受け、調査しましたところ、空港には、６０台のカートが設置されておりました。
その「カート」への広告について空港ビル株式会社に確認したところ、以前は広告が掲載さ
れていた時期もありましたが、現在は、随時、セールスは行っているものの、広告の掲載が出
来ていない状況でありました。
一方、 空港ビルの経営状況については、 安定的な経営が続いているとお聞きしておりますが、
今後、インバウンドの受入環境を充実させていくためにも、今回の「カート」広告の件をはじ
め、 さらなる収入増に向けた取組は、 県としても重要であると考えており、 空港ビルと連携し、
進めてまいりたいと考えております。
具体的には、空港ビル株式会社のホームページに「カート広告」はじめ、広く広告募集の掲
載を提案して参ります。
説明ありがとうございます。
国 際 定 期 便 や イ ン バ ウ ン ド 対 策 予 算 は 、 多 額 で す が 知
事 の 政 策 予 算 な の で 賛 成 議 決 し ま し た が 、 執 行 に あ た っ
て は 精 査 を し 、 徳 島 空 港 に 関 し て も 収 入 増 の ア イ デ ア を
提 案 し 実 行 し て も ら い た い と 思 い ま す が い か が で し ょ う
か。 。
説明
令和７年度当初予算では、国際定期便の運航支援をはじめ、インバウンド対策には、多額の
予算をお認めいただいているところであり、
戦略的かつ効果的な執行となるよう努めているところです。
また、徳島阿波おどり空港は、国際定期便を利用いただいた外国人観光客が、徳島で最初に
訪れていただく場所となるため、空港の機能強化や利便性向上は喫緊の課題であると認識して
います。
そのためには、空港ビルの果たす役割は大きく、受入環境整備やホスピタリティーの充実を
行っていくためにも、収入増に向けた取組が重要と考えます。
収入増を含めた、今後の空港の安定的な管理運営に向けて、県としても、徳島空港ビル株式
会社、航空会社をはじめとする関係者と意見交換を密に行うなど、しっかりと取り組みを進め
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て参ります。
説明ありがとうございます。
徳 島 空 港 利 用 者 や 県 民 の 負 担 増 加 に な ら な い よ う 今 後
と も 県 が 空 港 会 社 ま か せ に は せ ず 経 営 努 力 に 務 め る よ う
指導をよろしくお願いします。
●次に文化振興課 文化創造室にお聞きします。
事務分掌の中に、 「文化振興にかかる総合的な企画及び調
整に関すること」とありますので要望させていただきます。
県民ホールはリニューアルされ県民の方が県庁に来られた
ときの憩いの場として休憩や待ち合わせや場所として活用さ
れています。
また、年何回かは創業者支援の県庁マルシェが開催され昼
休みのにぎわいにつながっています。
ピアノも設置されており音楽環境も整っておりますので是
非とも県民ホールにおいて県庁業務に支障を来さない昼休み
の時間帯にミニコンサートを定期的に開催してはいかがでし
ょうか。
説明
（文化振興課文化創造室）
県民ホールにつきましては、昨年のリニューアル後、職員だけでなく県民の皆様にも親しま
れる空間となっており、
県庁マルシェやピアノリレーコンサートの開催などにより、県民の皆様が来庁される機会も
多くなっております。
委員からお話がございました「県民ホールでのコンサート」ですが、県内には、社会人や学
生がジャズバンドをはじめとする
あらゆる音楽ジャンルで、技術向上に向けて練習に取り組まれているアマチュア団体が多数
ございます。
そのような方々が県民ホールを活用し、日々の練習成果を発揮できる機会を創出するととも
に、県民の皆様にとっても、
音楽文化に触れていただく機会の創出となりますので、今後、県民ホールでのコンサート開
催に向けて、検討してまります。
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説明ありがとうございます。
ぜ ひ と も 県 庁 の イ メ ー ジ ア ッ プ に つ な が る 取 り 組 み と
し て 定 期 的 に 実 施 し て い た だ き ま す よ う よ ろ し く お 願 い
します。
●次に文化の森振興センターにお聞きします。
6月15日の徳島新聞読者の手紙に「贋作」役立てる方策検
討を。と題して、貴重な県への提言が掲載されていました。
それを読んで私も同感でしたのでお聞きしたいと思いま
す。
贋作と確認された所蔵作品の報告展示に行かれ学芸員の方
からの説明を受けられた方の意見で説明会には好感をもたれ
たようでした。
説明会の状況やご意見はどうであった教えてください。
説明
このたび、近代美術館においては、所蔵する「自転車乗り」ついて、
贋作であると判断したことから、県民の皆さまに今回の経緯等を説明するため、
近代美術館ギャラリー前で、 「報告展示」として、 「贋作事案」の背景や購入手順などの
の概要及び「よくあるお問い合わせに対する見解」を説明したパネルと実物の展示を
行いました。
期間は５月11日から６月15日までの31日間、期間中に延14回の説明会を開催し、
期間中に、8,206人、うち説明会には1,065人の方に参加いただきました。
参加した方からは、このような報告を行ったことが良かった、経緯等がよく分かったと
いったご意見をいただいた一方で、法的な手続きの結論が出ていないことなどへの
お叱りのご意見もございました。
説明ありがとうございます。
見 に 来 ら れ る 方 は 関 心 の あ る 方 で す が 、 反 面 税 金 の 無
駄 遣 い は あ っ て は な ら な い 。 特 に 詐 欺 行 為 見 抜 け な い と
は 情 け な い 。 と 言 わ れ ま す が 、 今 後 予 定 さ れ て い る 美 術
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品 や 絵 画 の 作 品 の 購 入 計 画 は ど う い っ た も の が あ る の で
しょうか。
説明
近代美術館では、 「人間」をテーマとした絵画・彫刻等のほか、現代版画や徳島ゆかり
の作品を収集することを収集方針としています。
作品の取得に際しては、 「美術作品購入大綱」により、美術館全体会議で候補作品を
選定したのち、外部委員による価格評価と資料収集委員会の審議を経て、
購入を決定する手順となっています。
今年度の予算は１３０万円であり、現在、美術館の学芸員によって
油彩画や版画などの候補作品の検討を行っている段階です。
説明ありがとうございます。
購 入 時 点 で 誰 も が 見 抜 け な か っ た 「 贋 作 」 の ど こ が 贋
作なのかを見てみたい方もおられるかと思いますので、
報 告 展 示 説 明 で は 「 見 抜 け ら れ な か っ た 贋 作 の ポ イ ン
ト」についての解説はなされなかったかと思いますが、
今 後 、 負 の 遺 産 と し て 「 贋 作 」 を 放 置 す る の で は な く
役 立 て 活 用 す る こ と も 必 要 か と 思 い ま す 。 新 次 元 で の ア
イデアはお持ちでしょうか。
説明
これまで、報告展示を実施し、経緯等を説明して参りましたが、
この後、科学調査の実施を予定しています。
科学調査では、この事案における「贋作」の絵の具等の成分分析を実施し、
結果を公表することで、将来の研究に役立つ資料とする予定です。
その後の活用については、いただいたご意見なども踏まえ、近代美術館において
鋭意検討してまいります。
説明ありがとうございます。
ぜ ひ と も ス ピ ー ド 感 を 持 っ て 「 贋 作 」 を 役 立 て る 活 用
方法を検討していただきたいと思います。
次回の委員会で進捗をお聞きしたいと思います。
よろしくお願いします。
これで私の質疑を終わります。
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