2023/5/20
「乳がんになって、治療で髪が抜けてしまって。ウィッグを買おうと思うんですけど、高いんですよね」
昨年(2022年)、地域の女性から、こんなご相談を受けました。
がん治療に伴う、脱毛や乳房切除等による外見の変化への悩みは深刻です。しかし、医療用ウィッグ・胸部補整具は非常に高価なのです。こうした悩みが少しでも軽くなるよう、足立区議会公明党としてもかねてから購入費用の助成を訴えていました。
「一人の”声”に真剣に応えなければならない」。そう思った私は、他地域での取り組みや制度を研究し、区長要望にて費用の助成を強く要望。その申し入れが実り、本年(2023年)4月1日より、がん患者の方へのウィッグ・胸部補整具購入費の助成制度が始まったのです。
助成額は費用の2分の1、上限額はウィッグ3万円、胸部補整具2万円です。
決して大きな金額ではありませんが、相談してくださった女性に、助成の決定をご報告しました。
すると「金額の問題ではなく、真剣に応えてくれた心がうれしい」と非常に喜んでくださいました。
その方はのちに助成制度への申請をされ、これが足立区での第1号の申請となったのです。
私は1期4年間、さまざまな現場の声を伺い、政策を立案し、実現してきました。
人の役に立てることが自分の生きがいになっています。
これからも皆様の身近な問題解決に全力で取り組んで参ります!
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イシゲ カズアキ/55歳/男
ホーム>政党・政治家>石毛 かずあき (イシゲ カズアキ)>一人の女性の声から生まれた「がん患者のウィッグ・胸部補整具の購入費用助成制度」【厳選再掲④】