2024/12/17
小池質問
私はこれまで「eスポーツのまち枚方」を目指し、質問、要望を重ねてきました。
昨年の12月の一般質問でもお聞きしましたが、本市のeスポーツの取り組みは、
公益財団法人枚方市スポーツ協会や教育委員会、市内事業者との連携によって
広がりを見せています。
そこで、令和6年度の関係団体との取り組みの実績についてお聞かせください。
また、教育支援センター「ルポ」におけるeスポーツを活用した不登校支援について、令和6年度の実績とその効果についてもあわせてお伺いします。
観光にぎわい部長答弁
令和6年度の実績としては、6月に開催しました「スポーツチャレンジフェスタ」や7月に開催しました「パリ2024オリンピック パブリックビューイング」において、公益財団法人枚方市スポーツ協会や市内民間事業者と連携して、eスポーツ体験ブースを設置し、390名の方にeスポーツを体験いただきました。
加えて、枚方市スポーツ協会においては、小学校区のイベントなどにおける体験会の実施や高齢者等を対象としたeスポーツプログラムの実施など、eスポーツを活用した各種取り組みを行っています。
学校教育部長答弁
教育支援センター「ルポ」では、児童・生徒の支援のプログラムの一つとして、
eスポーツ体験を市内の民間施設を利用して12月までに6回、
のべ27人の児童生徒が参加し、実施しました。
内容としましては、協力対戦型のゲームに取り組んでいます。
最初は児童・生徒が個別にプレイをしていましたが、回数を重ねるうちに、操作を教えあったりすることで子ども同士の対話が生まれ、チームで対戦することでお互いに協力する様子が見られるようになりました。
eスポーツ体験を楽しみに、自宅を出ることや、「ルポ」に登録したものの
登室することが難しかった児童・生徒の外出のきっかけになっています。
このように、eスポーツ体験を通して、コミュニケーションスキルや協力する
姿勢をはぐくみことで社会的つながりが促進され、ゲーム内での成功体験やスキルの向上によって自己肯定感を高めるきっかけになっています。
小池質問
本市では、スポーツ協会や教育委員会、市内事業者と連携し、多くの分野でeスポーツが取り入れられており、府内でも先進的な取り組みを行っていると認識しています。
大阪府においては、11月に「大阪eスポーツラウンドテーブル」という組織が設立されました。
構成メンバーには、堺市や泉佐野市、大東市などの府内自治体や教育機関、
民間企業など、さまざまな団体が参加しています。
そこでお聞きしますが、この組織の設立目的と、今後、他の団体が追加参加を希望する場合、その受け入れは可能かどうかお伺いします。
観光にぎわい部長答弁
大阪eスポーツラウンドテーブルの設置目的につきましては、事務局である大阪府に確認したところ、府内でeスポーツを積極的に取り組んでいる団体が相互に情報共有や意見交換を行い、来年度の大阪・関西万博で開催される国イベントと連携した取り組みを検討するとともに、府内のeスポーツの取り組みに面的な広がりを生み出す場として設立したと聞いております。
また、追加加盟につきましては、参加を希望する団体がどのような取り組みを行うかなど、大阪府と協議の上、決定されます。
小池要望
eスポーツは、高齢者の社会参加や健康維持、障害者の社会参加の促進、不登校児童の支援など、行政課題解決の有効なツールとして期待し、これまでも取り組みの推進を要望してきました
府の「大阪eスポーツラウンドテーブル」には府内の積極的な団体が参加し、本市もこの組織に参加することでPRの機会や地域との連携強化が期待できます。
さらには、先進事例の情報収集にもなり、今後の枚方市におけるeスポーツの発展にもつながると思いますので、この機会をぜひとも積極的にいかしていただきたいと要望いたします。来年はまたeスポーツイベントを開催したいと思います
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ホーム>政党・政治家>小池 あきこ (コイケ アキコ)>9月17日 一般質問 枚方市におけるeスポーツについて