2022/8/17
多治見市議会議員の片山たつみです。
現在、多治見市では「防災行政無線戸別受信機補助金事業」を行っています。この事業は、市民の皆さんから「野外のスピーカーから流れる防災行政無線の放送が聞こえにくい」との声を受け、私が2019(令和元)年9月議会で、「防災ラジオを導入し、希望する家庭に配布してはどうか」と提案したことを受け、調査に入り、ラジオではなく、この「防災行政無線戸別受信機」と「防災アプリ」の導入となりました。
その後、市は「戸別受信機の区長や市議会議員への配布」を提案してきました。そこで、私は、2020(令和2)年3月議会で「福祉施設や視覚障害者の方を優先的に配布すべき」と提案したところ、配布対象者を変更し、「福祉施設には無償で配布。視覚障害者の方と一般の方には、補助金制度を用いて販売する」という現在の形となりました。
この制度導入からおよそ1年がたとうとしていますが、補助金の利用者は少ないそうです。防災無線が聞こえにくい方、スマホがなくて「防災アプリ」を使えない方、目が不自由でアプリを見ることができない方など、ぜひこの機会にご活用ください。
詳細は、以下の通りです。多治見市のホームページから抜粋しました。申し込み用紙などもホームページからダウンロードできます。ご不明な点があれば、直接多治見市の企画防災課防災グループにお問い合わせください。電話番号は 0572-22-1378(直通)です。よろしくお願いいたします。
<多治見市のホームページから抜粋>
1)制度の目的
多治見市では、令和2年度に総務省消防庁の戸別受信機配備促進事業により戸別受信機100台を福祉施設や重要インフラ施設に設置ました。また、防災アプリの運用を開始するなど、情報伝達手段の多重化・多様化を進めています。
この補助制度は、屋外スピーカーからの音声が聞き取りづらい地域にお住まいの方、高齢者世帯や視覚に障がいをお持ちの方などのスマートフォン等の携帯端末から情報を得にくい方などにご利用いただくことにより、さらなる情報伝達の強靭化を図ることを目的としています。
2)補助対象者
市内にお住いの方で、ご自宅に戸別受信機を設置する方。
次のいずれかに該当する場合は補助金を受けることができません。
1.ご本人や同居する方が過去にこの補助金の交付を受けている場合
2.ご本人が市税等を滞納している場合
3)補助対象経費
1.戸別受信機の購入設置費用
2.専用アンテナの購入設置費用
4)補助率・補助限度額
5)手続きの流れ
1.市役所へのご相談、申請書類の提出
2.申請内容の審査、補助金交付決定
3.戸別受信機(アンテナ)設置工事の実施
4.工事完了の届出
5.完了検査、書類審査、補助金額の確定
6.補助金交付請求書の提出
7.補助金の振込
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ホーム>政党・政治家>片山 たつみ (カタヤマ タツミ)>多治見市で防災無線戸別受信機補助金の制度が導入されました。