2026/1/13

前橋市長選挙で小川晶氏が再選を果しました。
かつての不適切な行動への批判を乗り越えた勝利。
我が小田原でのあまりにも対照的な光景に、私は政治家としての「出処進退のあり方」について考えさせられました。
*最新Youtubeです!(新年のご挨拶)
https://www.youtube.com/watch?v=RDN7u-hjCo8
退任された前市長への言及は控えたいとこれまでずっと考えてきました。
しかし、昨年の11月1日以降、既に3回にわたり事実と異なる私への批判が、前市長より繰り返されています。
そこで、市民の皆様のご判断を仰ぐため、改めて事実を整理し反論いたします。
小田原市の前市長は自身のYouTube動画(11月1日公開及び1月3日公開)等で、病院建設事業者の本社を選定直前に訪問した件について、今なおこのように主張しています。
https://www.youtube.com/watch?v=rHee4VLYedk (「もりてるの政治とニュース」1月3日版2分〜7分頃参照)
発言内容として
①見学させてもらう立場で工期を遅らせてまで日程調整は頼めない。「たまたま」それが選定の2日前だっただけだ。[4:00頃]
②当時「スーパーシティ」の提案準備で他自治体と競っていた。ライバル市に戦略をパクられたくないから、視察先などは一時的に非公開(黒塗り)にしたが、国が公表した段階で、こちらも適切に公開した。[4:15頃]
③第三者の弁護士などが「問題ない、不正はなかった」と結論づけている。これが事実だ。[5:30頃]
④市議会で「不正なんかない」と言っているのに「おかしい、おかしい」としつこく追及してくる人がいる。[6:00頃]
⑤(マスコミが)あまりに侮辱的なので裁判も考えたが、メディア封じ込めと言われるリスクを考え断念した。[6:20頃]
などがあります。
少なくともこの5点の発言はすべて、客観的事実とは大きく乖離しています。
市民の皆様に誤った認識が定着するのを防ぐため、以下、公的記録という確かな裏付けに基づき、順を追って事実を明らかにいたします。
前市長は「見学させてもらう立場で日程調整は頼めず、たまたま選定の2日前になった」と釈明しています。
しかし、この説明が事実と異なることは、小田原市が行った検証結果報告書48頁に示されています。
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-image/units/667052/1-20250203113754_b67a02c02aa34f.pdf
報告書によれば、事業者側は新病院建設事業の事業者選定が2日後に控えていることを理由に、市長の訪問日を選定後にずらすように打診しています。
事業者の制止を受け入れること無く、選定直前に訪問したという事実は、前市長の説明と真っ向から対立しています。
次に前市長は、市長や公務員の出張先を黒塗り(非公開)にした理由を「スーパーシティ関連のライバル市への情報漏洩防止」と説明してきました。
しかし、黒塗りを継続(開示は令和4年6月)していた令和4年4月4日、前市長は、「第6回デジタル田園都市国家構想会議」に出席していました。そこには「ライバル市」である仙台市・浜松市関係者も同席しています。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai6/gijiyoushi.pdf
(第6回デジタル田園都市国家構想会議 議事要旨)
なんと前市長は、ライバル市の前で詳細資料を用いたプレゼンテーションを行っているのです。
この資料は即、国のホームページに公開されました。「内閣官房ホームページ」「首相官邸ホームページ」「内閣府ホームページ」「地方創生特設サイト」「政府広報オンライン」などなど、私が確認できるだけでもこれだけの媒体に公開されています。政府公認で全世界に発信された情報です。
特に重要なのが以下の資料の14頁です。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai6/siryou2.pdf (14頁)
ここには前市長が「最も漏洩を警戒していた」はずの木造高層建築の具体的なイメージパースが明確に掲載されています。
ライバル市が注視する中で自ら詳細を語った上、その資料が、政府公認で世界中に情報発信されているというのが、紛れもない事実です。
もし「ライバル市への漏洩防止」が非開示の正当な理由であると主張するならば、遅くともこの会議が開かれた令和4年4月4日の時点で、小田原市民に対しても情報を開示していなければ辻褄が合いません。
ライベルではない小田原市民や小田原市議会には「秘密」として隠し続けながら、ライバル自治体や国には自ら情報を共有していた。こうした説明の不整合を、皆様はどう判断されるでしょうか。
不正の有無に関して、前市長の「検証結果から問題ない、不正はなかったと結論付けられた」という表現も、正確さを欠いてます。
検証報告書(令和7年2月3日公表)において、数々の問題が指摘されています。前回のblogで詳細を綴りましたので今回は省きます。以下、URLの3.「5事業検証の結果の解釈」を御覧ください。
https://ameblo.jp/yasasiiuta5614/entry-12950349777.html
そもそも、この検証は行政内部の文書確認や当事者へのヒアリングに基づく「行政プロセスの妥当性」を評価するものであり、捜査機関のような強制捜査権をもって「不正の有無」そのものを断定する性質のものではありません。
不正を検証する仕組みではないにも関わらず、それを「不正がないことが客観的に証明された」とするのは事実とは言えません。
だからこそ私は、市議会において、「不正の有無」を追及したことはありません。
5.小田原市前市長はなぜ神奈川新聞を相手に裁判を起こさなかったのか?(⑤の発言について)
私が「不正の有無」を追及したことがない一方で、一部マスコミはネット記事において「不正」というタグを付けて報じました。
前市長はYouTube等で、このタグを巡り、法的措置を検討したものの、別の理由で断念したかのような発言をされています。
しかし、私が複数の法律家に確認したところ、
「業者を訪問した事実がある限り、名誉毀損で勝訴するのは極めて困難」
との見解を得ました。
理由は、過去の判例上、300億円規模の公共事業に関わる首長の行動は極めて公共性が高く、「訪問」という事実に基づいた論評はメディアの正当な業務(正当な批判)とみなされる可能性が高いためだということです。
つまり、実際には「勝訴の見込みが極めて低い」という法的な現実があったにもかかわらず、あたかも「法的には勝てるが、大人の対応であえて控えた」かのように受け取られかねない説明は、市民に対する真摯な情報発信のあり方として疑問が残ります。
前橋の小川氏は、自身の行動に対し「男女関係はないが、市民が誤解するのも無理はない。疑念を招いた自分が悪い」と認め、辞職して責任を取りました。対して小田原の前市長は、「不正はない。理解できない側、追及する側が悪い」という姿勢を、問題から4年が経過した今も崩していません。
疑念を招いた行動を反省する姿勢を示すのか、それとも自らの正当性を強調し続けるのか。この違いが、政治家としての信頼を大きく分ける分岐点になっているように思われます。
私は教師時代から一貫して、「教え子たちに、大人として恥ずかしい背中を見せたくない」という思いで活動してきました。間違えたときは素直に反省し、改善策を示す。それが大人の、そして政治家としての責任だと考えます。
政治とは、単に「法に触れなければ良い」という事務作業ではありません。市民の信頼という目に見えない財産を背負う営みです。
政治家もまた人間で、誰しも誤ることはあります。だからこそ誠実に非を認め、謝罪し、改善へとつなげる姿勢こそが、信頼回復の第一歩であるはずです。
しかし、説明責任を果たさず、論点をすり替えて他者を攻撃する姿勢は、政治の本質とは相容れません。
小田原においても、「法的に問題がなかった」という形式的な線引だけではなく、政治判断の妥当性とその根底にある誠実さを問う文化を育てていくことが求められています。
真の信頼は、事実に正面から向き合い、自らの非を認める勇気の中にこそ宿ると、私は強く信じています。
(追伸:「もりてるの政治とニュース」において、私に関して事実で無いことが発信されている動画があと1本ありますので、また後日、あと1回blogで反論をする予定です。)
【告知】新春・市政報告会のご案内
12月議会の詳細な報告、そして小田原の未来をどう描くのか、皆様と直接対話させていただく場を設けます。
日時: 1月18日(日)17時半〜
場所: UMECO 第5・6会議室
内容: 小谷英次郎が見る現在の小田原市政、皆様との意見交換会(Q&A)
「政治を身近に」「自分たちの街は自分たちで決める」。そんな熱い思いをお持ちの方はもちろん、「市政で何が起きているのかちょっと知りたい」という方も大歓迎です。新しい年の始まりに、皆様とお会いできることを楽しみにしております!
【小谷英次郎・活動インフォメーション】
| 項目 | 内容・詳細 |
|---|---|
| タウンミーティング |
【随時受付中】 ご自宅や公民館へ伺います。 1名様からOKです! |
| メンバー募集 |
①レポートのポスティングチーム ②共に活動する市議会のメンバー |
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横浜銀行 鴨宮支店 (普) 6120750 トブガゴトク!エイジロウトシミンノカイ |
メール: yasasiiuta5614@yahoo.co.jp
電話/SMS: 090-1704-3176
(※電話は出れないことが多く、メールかSMSだと確実です。1年後を目指して共に頑張りましょう!)
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