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竹岡 力 ブログ

学校現場で更なるICTの活用を!

2020/6/3

こんばんは、横須賀の最年少市議会議員、竹岡力です。

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言によって、学校現場は史上初の全国一斉臨時休校に追い込まれました。

その臨時休校中最も課題となったのが、児童生徒の学びの保障、つまり学習機会をどう担保するかということです。

 

そこで最も有用な手段として全国的に注目が集まったのが、オンライン授業です。

休校期間中は全国各地の学校現場から、先生方の奮闘する姿が報告されました。

教室にいる先生がカメラに向かって授業をし、家庭で子どもたちがPCやスマホでそれを視聴する。

まさにこの時代だから成しえた手法です。

 

ですがこうしたオンライン授業を実現できたのは、その環境が整っていた自治体や学校のみだということを忘れてはいけません。

学校で授業の撮影ができるかはもちろんのこと、家庭に通信環境やPC、タブレット端末がない場合の補完ができていなければ、今回の急な臨時休校に対応することははっきり言って無理でした。

 

では我が横須賀市はその整備が間に合っていたのかというと、答えはNOです。

今回の休校に至るまで、学校でのLAN整備も不完全、そして何より、家庭での通信環境が現状どこまで整っていて、何台の端末があれば貸与も含めて対応できたのか、その把握すらできていなかったというのが実情です。

 

私は政治家になる前からこの状態を疑問視し、選挙の際にも公約の1つとして早急な整備を訴えていました。

早速議員1年目の昨年、本会議の一般質問で、学校現場でのICTの活用について校務面、学習面の双方から総合的に提案をしました。

本日はそのときの原稿を備忘録として以下に残したいと思います。

横須賀市議会 令和元年9月定例議会 一般質問(9月19日) 竹岡力


 変化が激しい現代社会において、民間企業や公的機関、あらゆる現場においてICTの活用による課題解決が図られています。我々市議会においてもペーパーレス化が進み、さまざまな場面で業務の効率が上がっていることは周知の事実だと思います。教育の世界、特に学校現場においても、その活用次第であらゆる効果を得ることができます。
 本年6月には、全国の学校でICT環境の整備を促すため、学校教育の情報化の推進に関する法律が成立しました。同法では、学校教育の情報化を進めることによって、全ての児童・生徒がICT教育を等しく受けられるようにしたり、事務作業を効率化し教職員の負担軽減につなげたりするため、国や地方における学校教育の情報化に向けた、推進計画の策定が義務づけられています。学校現場でICTを活用していくことは、今や国や地方全体で進めていくプロジェクトとなったのです。
 私は、この職につくまで民間企業の一員として日々学校現場を周り、今回取り上げるICT活用の支援も仕事の一環として行っておりました。その活用が進む学校では、例えば学習面では、事前に課題をオンラインで配信、採点し、授業ではそのフィードバックを行うという反転学習を実践されています。また、そうした学習の履歴、いわゆるポートフォリオの蓄積もペーパーレスで行うほか、さらに教員間での資料の共有も校内システムで行い、職員会議では紙を一切使わないというケースもふえています。そうすることで、会議の前にあらかじめ資料を読み込むことができ、職員会議の時間の短縮、業務の効率化につながります。このようなICTの積極的な活用を、本市の小・中学校でも推進すべきではないでしょうか。環境面での整備に差があるとしても、この状態に近づけるよう目標を定めて、そこに向かって進む努力をするべきだと考えます。
 そこで、まず校務面でのICTの活用について、教育長にお伺いします。現在導入されている小・中学校の校務支援システムはどの程度活用されているのでしょうか。現場の教員からは、通信簿や指導要録の作成では必要不可欠になっていると伺いますが、その他の機能も含め、具体的にお聞かせください。
 こうした校務支援システムの活用促進に際しては、教員個人のICTスキルに依存することなく、全体を通して同じ水準にしていくことが非常に重要です。ある学年ではとても活用され、1つ下の学年では全然使われていないという状態では、広がりが期待されません。そういった意味で、教員を対象とした活用研修は行われているのでしょうか、教育長にお伺いします。行われているのであれば、いつ、どういった対象で実践されているのかもお聞かせください。
 また、研修だけでなく、ふだんからその活用についてのコミュニケーションをとることにより、業務の改善ができるのではないでしょうか。今年度より派遣されている業務改善アドバイザーは、主に教頭の業務の効率化・標準化を検討することが期待されています。このアドバイザーの助言や指導の中には、ICTの活用による業務改善も含まれているのでしょうか。日々の校務を間近で見ることのできる業務改善アドバイザーこそ、ICTの活用を推進できる存在なのではないかと考えますが、いかがでしょうか。教育長にお伺いします。
 そして学習面での活用についても、もっと積極的に行っていくべきです。市立中学校では、全校に教員用のタブレットを配備し、授業で使われる場面がふえてきていると伺います。例えば、授業中に生徒の記録したノートをタブレットで撮影し、それを黒板に投影。そうすると、ほかの生徒の気づきをクラス全体で共有することになり、個人の理解を深めることができます。また、体育の授業でタブレットを使えば、生徒同士で実技の様子を撮影し合い、お互いにアドバイスを行うことが可能になります。こうした学習面でのICT活用による教育的効果について、教育長はどのようにお考えになるでしょうか、お伺いします。
 現状では、このタブレットの配備について、中学校では全校に置かれていますが、小学校ではまだ一部にとどまっています。教員のICT活用を全市で促進し、学校間での温度差を解消するためにも、小学校でも早期に全校への配備をするべきだと考えますが、今後の見通しはいかがでしょうか。教育長にお伺いします。
 また、現状、タブレットは教員への配備のみですが、児童・生徒にもICT機器を持たせれば、教員のタブレット活用に幅が出るだけでなく、先ほど御紹介した反転学習のような学び方も可能になります。先月発表された文部科学省の最新の調査結果によると、本市の教育用端末1台当たりの児童・生徒数は6.6人に上り、全国平均の水準を満たしておりません。文部科学省が示す1人1台の情報端末という目標には、残念ながらほど遠い状況にあります。さらに、こうしたICT機器の活用の機会の有無は、家庭環境や経済状況によって大きな差が出るという一面もあります。これからの社会で必要となるICTスキルの上達、そのための機会の平等という観点からも、環境整備を行政が速やかに進めていくべきです。こうした理由から、今後は予算をしっかりと確保して、児童・生徒へもICT機器をさらに配備するべきだと考えますが、いかがでしょうか。市長、教育長にお伺いします。

当日のこの項目以外の質問内容や市長、教育長の答弁はこちらから確認できます。

https://ssp.kaigiroku.net/tenant/yokosuka/SpMinuteView.html?council_id=1344&schedule_id=5&minute_id=5&is_search=true

ただその中身について本日はあえて触れず、これからの学校教育のあり方について、皆さんもイメージを膨らませるための機会としていただければ幸いです。

それでは、また次回。

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著者

竹岡 力

竹岡 力

選挙 横須賀市議会議員選挙 (2019/04/14) [当選] 3,760 票
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