2025/10/4
9月28日(日)午後、#日本教育実践研究所 2025年度学習会「#イエナプラン教育」@板橋区立グリーンホールへ🚇 昨年の第1回・第2回はオンライン開催だったとのことですが、対面開催となった今年の第3回・第4回から参加しています。
101年前にドイツで始まり、オランダで広まった「イエナプラン教育」。異学年混合クラス、自己調整型の学習、探究型の学習、サークル対話などを特徴とします。こどもを学びの主人公にする教育で、日本でも近年注目されています。
私は、#イエナプラン には不思議と縁があり、この学習会の講師・ファシリテーターである #長沼豊 さんも、10数年前に近隣校のPTA会長として知り合いました。当時の長沼さんは、学習院大学教授、その後、イエナプランスクール #大日向中学校 の初代校長となり、現在は、板橋区教育委員会教育長を務められています。
長沼さんから、6月1日(日)の第3回では、イエナプラン「20の原則」などを学び、第4回の今回は、イエナプラン校の事例を学びました。
長野県佐久穂町に設けた(私学)#大日向小学校 ・中学校では「自立する」「共に生きる」「世界に目を向ける」を大事にしているとのこと。それらに対応する形で行っている「#ブロックアワー(単元ごとの課題を自分のペースで進める)」「#サークル対話(話し合い)」「#ワールドオリエンテーション(探究的な学び、地域に根ざした学び)」の様子を伺いました。教室のレイアウトも、こどもたちが自分たちで決めることなども紹介されました。
また、オランダのイエナプラン校のほか、国内事例として、#イエナプランスクール(#日本イエナプラン協会認定校)ではないものの「イエナプランのいいとこ取り」を行っている #名古屋市立山吹小学校、イエナプランスクールであり「学びの多様化学校」である仙台市の(私学)#ろりぽっぷ小学校、公立初のイエナプランスクールである #福山市立常石ともに学園 などの視察報告がありました。
そして、長沼さんが教育長として板橋区立小中学校で取り組んでいることの紹介もありました。すでに板橋区で行われていた自由進度学習、自己調整学習などの「授業スタンダード」に、S(セルフ、セレクト)を加えた「#授業スタンダードS」という形で推奨しているとのこと。例えば、課題に取り組む際、一人で取り組む、仲間と取り組む、先生に尋ねるなどから、自己選択できるようにする授業の進め方です。公立学校にもイエナプランの要素を取り入れていける、というのは大きなヒントになりました。
この日も話題になりましたが、9月25日に #中央教育審議会教育課程企画特別部会 が報告した、次期学習指導要領の論点整理では、「柔軟な教育課程編成の促進」が打ち出されました。イエナプランの要素を公立学校に取り込むのを後押しする流れともいえ、私も注目しています。
第3回、第4回とも、講義の後は、サークル対話の実践。第4回では、自己紹介後、3〜4人のグループで講義を聴いて思ったことを話し合い、全体で共有しました。いろいろなヒントが得られました。
10月は、大田区議会の定例会が終了したら、次なる議会提案に向けて、イエナプランについて見聞を広め、深める視察を重ねる予定です。
※ツーショット写真は、6月1日に撮影したものです📸
#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広



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