2024/7/13
夏休み期間の平日、教育委員会の神祇官分室で中高生対象の自習室が開設されることになりました!
3年前の一般質問で自習室の拡充を提言していたので、一歩前進したことを嬉しく受け止めています。
多くの方にご利用いただければ嬉しく思います♪
https://www.nishi.or.jp/kosodate/kyoiku/seishonenkyoiku/20240708_jisyushitsu.html
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一般質問のご報告、今回からは「集会施設のあり方」について!
本市には公民館・市民館など、たくさんの集会施設が存在しており、私自身も地域活動に携わる中でその重要性を強く実感しています。
ただ、多くの施設で老朽化が本当に深刻なんですよね…
また、配置状況には偏りがあり、集会施設が不足している地域も存在します。
一方で厳しい財政状況の中、新規の整備はもちろん、建替えや大規模修繕も難しくなりつつあるのが現状です。
市全体で公共施設の総量を縮減していく方針もあり、集会施設については持続可能なあり方を検討するべき時期に来ています。
まず私が課題と考えているのは、共同利用施設の位置付けです。
○○センターと名付けられているこれらの施設は、大阪国際空港の航空機騒音対策として整備されたという経緯があります。
だから○○センターは市の東側に集中しているんですけど、すでにこの地域は騒音対策区域から除外され、大半の施設が築50年を迎えようとしています。
2015年に西宮市公共施設適正配置審議会から「西宮市の公民館、市民館及び共同利用施設の適正配置について」の答申が行われ、市は2017年に「地域における施設の総合的有効活用方針」を発表しました。
ここでは同一建物内に存在する施設の統合や共同利用施設の市民館への用途変更が示されましたが、今に至るまで具体的な取り組みはほぼ行われていません。
行政にありがちな、方針だけ打ち出して実際の取り組みは進んでいないというやつですね。
もう答申から9年経ってまっせ…
そもそも、この方針の内容自体、ほぼ全ての施設が存続とされていますし、用途変更や有料化といった小手先の対策では不十分だと考えています。
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そこで行った最初の質問&答弁はこちら!
(たかの)
「地域における施設の総合的有効活用方針」で示された取り組みを早急に進めるとともに、共同利用施設については抜本的な検討が必要と考えるが市の見解は。
(市当局)
お示しした方針のうち「建替え時のスケールダウン」は建替を行った市民館で実施したが、その後の建替が進んでおらず方針の実現に至っていない。
共同利用施設は市民館と同様の施設に転換する方針を示していたが、施設使用料の有料化と、地域が指定管理業務を地区市民館と同様に担えるかといった課題があり、具体的な検討は進んでいないのが現状。
地域力の向上のために集会施設を存続するという方針だが、厳しい財政状況や、全市的な施設面積の縮減方針があり、共同利用施設が既に航空機騒音対策の役割を終えたことも踏まえ、あり方については引き続き検討が必要だと考えている。
集会施設については、財政構造改善の取組の中で地域力の向上やコミュニティ拠点施設としての一体的な利活用に関して検討することとしており、地域コミュニティのあり方とあわせて、適正配置や施設面積の縮減、受益者負担の適正化について検討していく。
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具体的な検討は進んでないのが現状、とはっきり認める答弁でした。
ほんまにこれ、猛省してもらわなあきませんよ…明らかとなっている課題から目をそらし、先送りしてきたわけですから。
現在進行中の財政構造改善の項目にもあげられてるんですけど、別に今に始まった話じゃないわけで。。。
当時から着実に取り組んでいれば…と思えてしかたありません。
今日はここまで!
次回、2点目以降の論点に移ります!
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ホーム>政党・政治家>たかの しん (タカノ シン)>集会施設のあり方を考える。