2025/1/24
「大都市における災害リスクと対策」をテーマとした、東京大学の廣井悠教授の講義に参加させて頂きました。
首都圏では1日あたり約4500万人が鉄道を利用しており、平日日中に発災した場合、大量の帰宅困難者が発生する課題があります。東日本大震災では約500万人の帰宅困難者が発生しましたが、震源地が遠かったため多くの方が徒歩で帰宅する事ができました。しかし、首都直下型地震の場合はそうはいきません。
一斉帰宅をした場合、群衆事故や大規模な交通渋滞が発生するリスクがあるため、「一斉帰宅を抑制する社会を目指す必要がある」とのお話でした。各企業が従業員を一時的に滞在させる環境の整備や、災害時に迎えに行く行動を控える仕組み作り、特に会社に留まることを想定し、食料や飲料水等、7日分の備蓄物資は備える必要があるとのご指摘でした。
発災時に帰らない、迎えに行かないという選択が、命を守る防災対策になるという視点は、大変勉強になりました。今後の災害対策に活かしていこうと思います。
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