今年の夏、長年交流が続く文京区議会日本台湾友好議員連盟として、コロナ前以来の台湾視察を行いました。私個人として、初めての台北市、新北市の訪問でした。

両市の議会と交流や、現地の方々と意見交換を通して、戦前の日本統治時代、その後の蒋介石率いる中国国民党政権時代の歴史が、現代に色濃く残っている事を強く感じ、そして住民の皆様が、中華民国としての建国の歴史に誇りを持ち、中華人民共和国とは一定の距離を置きながら、現状を維持し、発展させていきたい、という強い思いを感じる事ができました。

また、台北市政府教育局が掲げる教育方針や、新北市政府経済発展局が行う、5G・AIなど最新の技術を用いたスマートシティのまちづくりの方針は、まさに文京区がこれから目指すべき取り組みであり、大変参考になります。

外務省や国会議員が行うハイレベルでの交流だけではなく、私たちのような地方議員が行う、地場に根付いた草の根の交流が、両国の将来に向けてより良い影響を及ぼすよう、努力を重ねていきたいと思います。

ご対応頂いたすべての台湾現地の皆様に、心から感謝を申し上げます。本当に有り難う御座いました。

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