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【公立小中学校の給食費無償化を求める請願】区民から提出された請願を軽んじる議会に正当性はあるのか

2022/12/8

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

この度区民の方々から区議会に対して、「公立小中学校の給食費無償化を求める請願」が提出され、昨日区民文教委員会にて趣旨説明が実施されました。

そもそも請願・陳情とは区民の皆様が意見や要望を議会に提出し、議会経由で区に働きかけるための手段となります。

https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/seigan/seigan.html

中央区においては、請願は紹介議員が必要ですが、委員会にて審査され、本会議にて採択されます。

採択された後は、議会から区の仕事に関するものは区長等に送付し、国や都の仕事に関するものは関係機関に意見書を提出するという流れになります。

一方で陳情書は紹介議員は必要ないものの、中央区においては審査・採択の義務がなく、単純に議員の机上に配布されるに留まります。

現状、区民から意見を伝達する手段は区長の手紙(塩対応)くらいしかなく、請願書の提出は議会に審議する義務が生まれるため、伝達手段としては比較的強い効力を持つ手段となります。

この度提出された請願は、公立小中学校の給食費無償化についてです。

私も紹介議員の1人として、委員会に出席しました。

以下、紹介議員(小栗議員・小坂議員)からの趣旨説明の概略です。

中央区は23区中最も現役子育て世代が多い区です。

このコロナ禍の中で、中央区の多くの家庭の家計に影響が出ています。

憲法26条に「義務教育は無償」とあるように、200を超える自治体が既に独自で給食費無償化を実現しています。また、お隣の韓国においても給食費だけでなく、高校生まで入学料や授業料だけでなく書籍等必要費用も無償化されました。また、大学入学金までも廃止されました。

中央区においてはあと5億円で小中学校の給食費を無償化出来ます。

給食費徴収業務にかかる必要経費を差し引き、増加する区民税等の財源を充当するべきであり、子育て世帯への支援を掲げるのであれば、全世帯への経済的支援を実現してくださるようお願いします。

【請願項目】

①公立小中学校の給食費を全額無償化すること

②当面、多子世帯への補助を直ちに実行すること

③国に対して「学校給食は教育の一環」として、無償で提供するように法改正を含めた制度化を働きかけること



我が会派としましても、財源に対する議論はありましたが、毎年20億円前後伸びが期待できる区民税や、必要経費の削減、または高齢者向け共通買物券支給の原資ともなった、国からの新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用すれば、財源については問題ないと判断します。



流れとしては、紹介議員がまずは説明した後に、紹介議員に対する質疑応答時間があります。この点、誰からも質問はありませんでした

続いて、請願者である区民の方々から趣旨説明があり、請願者に対する質疑応答時間があります。この点も誰からも質問はありませんでした。

最後に、区の理事者に対する、委員からの質疑応答時間があります。この点も誰からも質問はありませんでした

最後に請願者である区民の方々から、如何に自分達、あるいは生活が苦しい方々にとって本件が重要であるかという訴えがあり、更に本件は予算を伴うものであることから、本日委員会審査を終え、採択に進んで欲しいと要望がありました。

紹介議員である共産党の奥村議員からも、区民の方々の要望を受け、採択を求める発言がありました。



ところが、

与党会派より「本件は非常に重要で大きな案件であるため、慎重に審議するため継続審査としたい」という発言があり、その点を委員採決で図ったところ、賛成多数となり、継続審査として決着しました。




この点、私は大変憤慨します。

区民の方々からの要望を議会が審議する義務が生まれる請願ではありますが、与党会派はあからさまに引き延ばしを行いました

確かに、予算が伴う件ですので、財源に対する活発な審議が必要です。

しかし、

議会は活発な答弁をしましたか・・・・?


一切、質疑応答の時間を放棄した上に、とりあえず継続審査にしておこうという決定は、生活に苦しむ区民の方々および、勇気を持って議会の場に登壇をした区民の方々に対する失礼極まりない行為であると憤りを覚えます。

正直な話をすれば、与党会派を中心とする中央区議会はひたすら区役所の理事者の顔色を窺います

理事者の失礼にならない、答えやすい質問をしろと言われることもあります。

二元代表制を果たして理解しているのでしょうか。


だからこそ、請願を通した場合、議会として中央区に給食費無償化を迫る形となることを恐れています

結果、本日委員会で採択を実施すると、与党会派は請願に反対票を投じざるを得ません。

そのような実績を作ってしまうと、明らかに選挙に不利です。

だからこそ、継続審査という形で逃げたがる訳です。

なら審議しろよ!財源ややり方に問題があるならその旨を発言しろよと誰しもが思う事でしょう。

結果、永久に継続審査という名目のもと実質的な質疑は誰もしないまま、継続審査の決定だけが続くわけです。

こちらの第一号請願を見てください、提出が令和元年6月28日であり、約3年半も継続審査という名目で放置されています。

つまり、現状の区議会は請願を採択するつもりはそもそもなく放置されて諦めた請願者が請願を取り下げるのを待っているのではないかと私は印象を持ちます。

まさに、中央区議会の品位を損失する行為ではないでしょうか。民主主義に対する冒とくです。


このブログ投稿を持って中央区議会の品位を損ねたとして議会から懲罰を提起されるのであれば私は受けて立ちます。

明らかに区議会の請願に対する対応および決定は間違っており区民の方々の想いや請願という民主的手段を軽んじています

このような議会の古い体質を変えなくてはいけません。

改めてそう思います。

区民の皆様に対して本当に申し訳なく思います。

どうか次の選挙で議会を変えられる候補者を選んで頂きたく、お願い申し上げます。

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