2024/3/21
令和6年度の春日井市一般会計予算が第1回定例化に提案され、3月14日の採決の結果、賛成多数で可決されました。歳入歳出予算は各々約1200億円を超える規模です。令和6年度に実施する事業の中で、私が特に知っていただきたいと思う施策や、新規の施策、また昨年から予算が拡充された施策等、以下にてご紹介しますのでぜひご覧ください。定例会で示された図の資料がとても見やすいと思いますのでここで共有いたします。
私がかねてより要望していた困窮世帯の中学生の学習機会確保のための学習支援事業の予算はこの度大幅に拡充されました。また一般質問でも話題に取り上げたヒアリングフレイル(耳の虚弱)予防事業については、これは新規事業として春日井市で初めて予算化していただけました。ご高齢の方の補聴器購入補助についても計画的に進めていただけることとなりました。市民納涼祭りの予算では雑踏事故や祭り中の緊急車両の通行が困難であること等の理由から花火の実施を見直す検討がなされ、納涼祭りの代替案をいま検討中とのことです。またこれは条例も新たに制定されたものですが、犯罪被害者等支援事業(新規)により犯罪被害者の家族や遺族を支援する環境が整備されます。メタバースを活用したオンライン不登校支援や心の教室相談員の常勤化、そして吹奏楽部等の文化系部活動を含めた地域移行の円滑な推進を進める教育予算では、取り巻く状況が日々変化する学校現場に寄り添った施策が展開されることを期待したいと思います。妊産婦の産後ケア(医療機関等での宿泊型、通所型、訪問型の新規企業委託)等について、子育てのまちを春日井市は掲げているので、出産や育児に関わるきめ細やかな対応が今後とも求められます。名鉄春日井駅周辺整備では土地区画整理事業に合わせ、現状車道と近いために危険な箇所となっている場所の改善や自由通路、トイレの設置等の整備を行うとのことです。落合公園の再整備については、今まで多くのイベント会場としても使用されていますが、実際使用した方々からの改善を求める意見、例えば駐車場の問題や給電設備がない事、遊具やトイレのUD(ユニバーサルデザイン)化等々をまとめ、より多くの市民が落ち合う公園にすべく大規模な再整備を行う計画であるようです。まだまだ書き尽くせませんが、多くの事業が着実にアップデートしながら取り組まれます。予算が執行される中で見えてくる課題点や市民の皆様からいただく多くのご意見に耳を傾け、市民の皆様が暮らしやすいと感じる春日井市になるよう議会活動にのぞみたいと思います。忌憚のないご意見お待ちしております。
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