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令和6年度市政方針に対する代表質問(自由クラブ)について2024/02/20

2024/2/23

石黒直樹春日井市長より令和6年度市政方針が市議会本会議にて発表されました。

防災、福祉、教育、いきがい、産業、行財政運営等、力強い演説内容でした。

令和6年度市政方針|春日井市公式ホームページ (kasugai.lg.jp)

この市政方針に対して、私が所属する会派(自由クラブ)を代表し、林団長が代表質問を行いました。

会派として重要課題と考える15の項目について質問をし、市長からそれぞれ回答をいただきました。

気象防災アドバイザーの設置や、ヒアリングフレイル対策、民間のプールを活用した小学校の水泳の授業、名鉄春日井駅の整備、落合公園の再整備、大泉寺地区における花王株式会社の誘致状況、給食費の値上げ分の無償化等についての質問でした。

以下、質問要旨と回答を掲載するので是非ご覧ください(正確な文字おこしは後日市議会の会議録に掲載されます)。また、私なりに重要なポイントと思う箇所について、マーカーを引いてあります。

動画については、こちらから→春日井市議会 2024年2月20日 午前 (youtube.com)ご覧いただけます。

 

===========以下議会での発言(質問と回答)内容抜粋===============

 

自由クラブ代表質問

 

1 市政運営の基本的な考え方について

【質問要旨】

暮らしやすさが実感できる成熟した都市へとこれからも発展していくための、市政運営の基本的な考え方について問う。

【回 答】

はじめに、このたびの私の市政運営の考え方につきまして、ご理解をいただき、深く感謝申し上げます。それでは、いただきましたご質問に対し、順次お答えさせていただきます。まず、市政運営の基本的な考え方についてであります。市制を施行してから80年が経過し、これまで増加してきた人口は減少に転じ、また、学校施設を始めとした公共施設が更新時期を迎えるなど、本市は現在、大きな転換期を迎えていると考えております。今後の人口減少に伴う税収の減少が避けられない中、将来に渡って持続可能な都市を築くためには、先を見据えた事業の展開と財源確保への取組が不可欠であります。引き続き、安定した財政基盤を構築するため、歳入・歳出の両面にわたって更なる見直しを進めてまいります。国の交付金や企業版ふるさと納税制度を最大限に活用することも踏まえ、まち・ひと・しごと創生総合戦略を見直すほか、クラウドファンディングに取り組むなど、財源確保に努めつつ、市民の皆様の安全・安心につながる施策を積極的に展開してまいります。

 

 

2 体育館への空調設備の導入について

【質問要旨】

空調機の導入に至った経緯と今後の進め方について問う。

【回 答】

次に、体育館への空調設備の導入についてであります。小中学校の体育館は、近年の記録的な猛暑のため、夏場は高温多湿となっており、児童生徒の熱中症のリスクは年々高まっております。また、児童生徒の学習の場であるとともに、災害時には子どもから高齢者まで市民の避難所にもなることから、快適な環境を整備するため、空調機を設置するものでございます。今後の進め方については、令和6年度に、空調方式や断熱工事の内容などの検討を行い、7年度から順次実施設計と工事を進め、10年度までに全小中学校で完了する予定であります。

 

 

3 防災の取組について

【質問要旨】

集配拠点の整備や備蓄資器材の充実を推進するとのことだが、その詳細について問う。また、気象防災アドバイザーを配備し、知見を活かすとのことだが、組織上どのような働きを期待し、防災力の向上に取り組んでいくのか問う。

【回 答】

次に、防災の取組についてであります。大規模な災害から命を守るためには、自助・共助・公助、それぞれの対策により、防災力を向上させていくことが重要であります。本市に甚大な被害が発生した場合は、国や愛知県、協定事業者等から届く、多種多量の支援物資の円滑かつ迅速な荷役作業が必要となります。このため、地域防災計画で物資集配拠点として定めている総合体育館において、大型トラックによる搬入に対応できるトラックピット化や段差解消等の整備を進めてまいります。また、備蓄資器材については、生活必需品である生理用品をはじめ、ドライシャンプー、汗拭きシート等の衛生用品を充実させるほか、ブルーシートの備蓄を拡充し、公助力の向上を図ってまいります。気象防災アドバイザーについては、本市に災害の恐れのある場合には、気象情報等を提供していただきます。また、台風や集中豪雨等により災害対策本部を設置した場合には、気象庁が発表する気象情報をリアルタイムで読み解き、解説していただくほか、職員の配備態勢や避難情報の発令に関する助言をいただくことで、より的確で迅速な意思決定につなげてまいります。その他、市職員の防災研修での講師を務めていただくことにより、危機管理意識の向上を図ってまいります。

 

 

4 ヒアリングフレイル対策について

【質問要旨】

アプリの活用補聴器の購入費補助を開始するとのことだが、想定している支援の概要と支援開始時期について問う。

【回 答】

次にヒアリングフレイル対策についてであります。社会が進展する中で、聴覚機能の低下が疑われる方が、日常生活で円滑なコミュニケーションを図り、社会活動への参加や認知症を予防するためには、本人や周囲の方々が聴覚に関する正しい知識を持ち、必要な支援が受けられる体制を構築することが重要であります。本年10月からは、65歳以上の難聴の高齢者の方を対象とし、補聴器の購入費の一部を補助するとともに、市医師会などの関係機関と連携し、早期の検査や治療につなげてまいります。また、ヒアリングフレイル予防に関する市民講座や医療・介護関係者への専門研修を行うとともに、聴力を判定するアプリの利用促進を図るなど、積極的な取組を進めてまいります。

 

 

総合的な福祉拠点の整備について

【質問要旨】

基本構想の策定に着手するにあたり、どのような観点から行うのか、また新たに追加する予定の機能と、施設全体の想定規模について問う。併せて、社会福祉協議会のこれからのあり方について、基本的な考え方を問う。

【回 答】

次に、総合的な福祉拠点の整備についてであります。総合的な福祉拠点は、これまで総合福祉センターが担ってきた福祉機能の更なる充実といきがいづくりを支援する機能を兼ね備える、地域共生社会の実現に向けた基幹的施設をめざしてまいります。基本構想の策定にあたっては、「いのちと生活を守る包括的な支援拠点」に加えて、「人生100年時代のいきがい創出拠点」をめざして、今後、必要な機能や規模の検討を進めてまいります。新たな機能については、子どもから高齢者まで幅広い世代のいきがいづくりを支援する活動の場や展示・発表ができるスペース、誰もが居心地よく過ごせる居場所や交流の場など、多様なニーズに応えることができる施設や機能を想定しております。市社会福祉協議会については、あらゆる世代の包括的な相談支援と住民主体の支え合い活動を推進する役割を担う、地域福祉の中核機関であると考えており、今後も、本市と両輪となって地域共生社会の実現を共にめざしてまいります。

 

 

(仮称)かすがいども権利条例の制定について

【質問要旨】

条例の位置付けと本市がめざす子どものための社会像について問う。

【回 答】

次に、(仮称)かすがいこども権利条例の制定についてであります。令和5年4月に子ども基本法が制定され、こどもたちが、いかなる環境、家庭状況にあっても分け隔てなく大切にされ、育まれ、笑顔で暮らせる社会の実現が求められています。同法の理念を本市において実現するためには、市全体で子どもの健やかな成長を支えていく必要があり、市、保護者、学校等関係者の役割や責務子どもに関する取組の方向性など、子どもの権利についての基本的事項を条例で定める必要があると判断したものです。この条例に基づき、すべてのこどもたちが幸せな生活を送ることができるまちの実現をめざしてまいります。

 

 

小学校のプールについて

【質問要旨】

経年劣化による改修工事等が必要な屋外プールについて、サンフロッグ春日井や民間のスイミングスクールを活用するとのことだが、今後の小学校のプールについての考え方を問う。

【回 答】

次に、小学校のプールについてであります。民間スイミングスクールの活用については、大規模改修に係る建設費や維持管理等に係るコストの抑制ができること、天候や気温に左右されることなく年間を通じて授業が行えること、専門のインストラクターによる指導が受けられることなど、多くのメリットがあると考えております。そこで、令和6年度から、まずは小学校17校において民間のスイミングスクール7社とサンフロッグ春日井を活用した水泳の授業を開始し、7年度には、全ての小学校で実施してまいります。

 

 

西部地区新調理場について

【質問要旨】

PFI手法を採用するとのことだが、その手法に至る経緯について問う。また、関連して新調理場周辺では、都市計画道路整備が喫緊の重要課題となっているが、現在までの状況について問う。

【回 答】

次に、西部地区新調理場についてであります。本市では、民間事業者の資金、経営及び技術を活用する効果が認められる公共施設整備事業で、一定以上の規模のものについては、PPP/PFI手法の導入を検討することとしております。西部地区新調理場整備については、令和4年度の簡易検討に続き、5年度に詳細検討を 行ってまいりました。民間の創意工夫を取り入れることで、施設整備費だけでなく、維持管理費、運営業務費を含めたトータルコストが削減できること、民間の資金を活用することにより、施設整備費を平準化し、市の一時的な財政負担を軽減できることなど、様々な手法を比較、検討した結果、「PFI手法・BTO方式」の採用を基本方針としたところであります。また、新調理場周辺では、交通の円滑化や歩行者の安全性の確保を図るため、愛知県が主要地方道春日井各務原線の整備を進めております。整備状況については、田楽町交差点から牛山公園までの区間が完了し、牛山公園から前並調理場西交差点までの区間において、用地取得とともに道路築造工事が進められております。前並調理場西交差点から四ツ家町交差点までの区間については、令和5年度から事業に着手し、公安委員会との協議や道路設計が進められております。本市としても、円滑な道路交通環境を確保するため、愛知県に対して、引き続き早期の整備を強く要望してまいります。

 

 

高齢者支援について

【質問要旨】

ポイント制度を開始するとのことだが、詳細について問う。また、高齢者サロンが市内各所に広がりつつあるが、高齢者がいきいきと活動できる居場所であるサロンの充実をどのように図っていくのか問う。

【回 答】

次に、高齢者支援についてであります。人生100年時代をいつまでも心豊かに暮らしていくためには、心身の健康に加え、いきがいを持つことが大切であり、文化・スポーツや学びの場、ボランティア活動などを活用し、社会参加の促進に向けた仕組みづくりが必要と考えております。新たに開始するポイント制度は、高齢者の方が趣味やボランティア活動のほか、本市が主催する講座やイベント、社会活動などに参加した際にポイントを付与し、獲得したポイントに応じた還元を行うことを予定しております。高齢者サロンについては、高齢者が住み慣れた地域でいきがいを持って生活することができるように、地域福祉コーディネーターを増員し、新たな立ち上げ支援やいきがいづくりの創出などに積極的に取り組み、住民主体の支え合い活動の場を充実してまいります。

 

 

10 駅周辺整備について

【質問要旨】

JR春日井駅北東地区の市街地再開発事業の進捗状況並びに高蔵寺駅の北口駅前広場整備を今後どのように進めていくのか問う。また、名鉄春日井駅の駅舎及び自由通路の整備促進に向けて、組合と連携して取り組むとのことだが、名鉄との協議など具体的な時期について問う。

【回 答】

次に、駅周辺整備についてであります。JR春日井駅北東地区については、地区の皆様が主体となった「まちづくり協議会」において、市街地再開発事業の整備モデル案を作成し、事業区域や事業収支などについて検討が進められております。引き続き、地区の皆様の御意向を丁寧に確認しながら、まちづくり協議会の活動を支援してまいります。次に、高蔵寺駅の北口駅前広場については、これまでの整備方針を見直し、「一般車送迎スペースの拡大」「バスやタクシーの乗り換えのしやすさ」など、駅利用者の利便性を第一に考えた整備を進めてまいります。最後に、名鉄春日井駅の駅舎及び自由通路の整備についてです。名鉄春日井駅周辺の鉄道関連事業については、名古屋鉄道株式会社、西部第一、西部第二土地区画整理組合と事業実施に向けた協議を重ねてまいりました。令和6年度は、名古屋鉄道株式会社と市で工事協定を締結し、駅舎と自由通路の工事着手を予定しております。

 

 

11 公園の再整備について

【質問要旨】

落合公園では一昨年にトライアル・サウンディングが実施されたが、その結果を踏まえて、どのような基本計画を考えているのかを問う。

【回 答】

次に、公園の再整備についてであります。落合公園再整備基本計画(中間案)は、「みんなのにぎわう声が落ち合う公園」を基本コンセプトとし、「多様な活動を受け入れ、だれもが主役になれる空間の創出」、「子育て世代のニーズに対応した遊びの選択肢がある施設整備」、「だれもが安心して快適に利用できる施設整備」の3つの基本方針を立て、新たな施設が一体となって公園全体がにぎわう空間となることをめざしております。現在パブリックコメントを実施しており、その結果を踏まえ基本計画を策定し、具体的な整備内容については、今後基本設計において検討してまいります。

 

 

12 企業誘致について

【質問要旨】

春日井インター北地区の大規模企業用地について、企業活動が活発になってきており優良企業を誘致する絶好の機会であるが、現在の進捗状況と今後の進め方について問う。また、大泉寺地区の企業用地について、現在までの状況と今後の進め方を問う。

【回 答】

次に、企業誘致についてであります。春日井インター北地区の企業用地の整備については、現在、愛知県を始めとした関係機関との協議を進めているところであります。令和6年度は、許認可の手続きや用地の取得、企業誘致に向けた情報発信に取り組み、7年度には、プロポーザルにより、優良な企業を選定してまいります。また、大泉寺地区の企業用地については、花王株式会社から令和7年3月末までの物流センターの供用開始は困難であるとの申し出があり、本年1月に、私自身が同社を訪問いたしました。その際、物流センターの整備に強い意向を持っていることを確認いたしましたので、令和6年3月末までに、供用開始までの具体的な計画書の提出を求めたところであります。今後については、その計画書の提出を受け、改めて対応を決定してまいります。

 

 

13 クリーンセンターについて

【質問要旨】

第2工場の延命化工事が進行中だが、これまでの進捗状況と今後のスケジュールについて問う。併せて、完成後の維持管理及び運営を民間に委託する考えは検討されるのか問う。また、度重なる火災について、今後の対策を問う。

【回 答】

次に、クリーンセンターについてであります。第2工場基幹的設備改良工事の進捗状況については、本年2月より、第1工場1号炉の本格稼働を開始し、第2工場3号炉を停止した状態での工事に着手したところであります。今後のスケジュールについては、令和6年度に主に3号炉、7年度に4号炉の工事を進め、8年度は9年春からの 1 工場体制に向けた試運転などを実施する予定であります。また、民間の技術力やノウハウを活用した包括的民間委託については、整備費や維持管理費などの削減効果を勘案すると、建て替えの計画段階で検討することが望ましいと考えております。現時点において、延命化工事完成後の導入については考えておりませんが、引き続き、他自治体の導入状況などの情報収集に努めてまいります。火災対策については、早期に発煙・発火を発見できるよう監視カメラを増設するほか、初期消火において水のみでは消火が困難なケースに備え、新たに泡消火設備を設置してまいります。また、発火性危険物の分別排出については、市民の皆様の協力が必要不可欠であり、広報春日井や市ホームページなど、様々な方法で周知啓発を行ってまいります。

 

 

14 組織改正について

【質問要旨】

行財政運営では、施策推進に向けた職員育成並びに職場のコミュニケーション、風土づくりが最も重要視すべき点ではないかと考えるが、市民サービスの一層の向上と効率的な行政運営がどのように図られるのか、更なる職員への意識改革をどのように進めていくのか問う。

【回 答】

次に、組織改正についてであります。今回の組織改正では、市民ニーズや財政状況等を踏まえ、優先順位を考えながら、常に職員間でコミュニケーションを図り、政策決定及び予算査定等の役割が果たせるように、企画政策課と財政課を企画経営部に配置することといたしました。また、新たに設置するDX推進部では、手続きの時間短縮や身近な場所で手続きできる環境整備などを進めることにより、市民サービスのより一層の向上を図ってまいります。市職員への意識改革については、職員による組織横断的なプロジェクト活動を重視する中で、外部人材の知見も活用し、DX人材を育成するとともに、特に能力育成期・拡充期の職員を中心に、それぞれのキャリアに応じた階層別の研修を行ってまいります。

 

 

15 給食費の値上げについて

【質問要旨】

児童生徒たちの成長に必要な栄養素をバランスよく摂取できる給食の提供を維持していくためには、給食費の値上げは理解する。給食費値上げ分の無償化を行うことにより、家庭の負担を軽減し、これまで通りの給食を提供する施策は必要だと考えるが、今後の方向性について問う。

【回 答】

最後に、給食費の値上げについてであります。学校給食は、児童生徒の心身の健全な発達や、食に関する正しい理解を養う上で、大きな役割を果たしております。昨今の物価高騰による食材の値上げの影響で、現在の給食費では、学校給食として必要な栄養バランスの取れた、多様な献立内容の維持が困難になることから、給食費の値上げはやむを得ないものと考えております。そこで、保護者負担の軽減として、令和6年度においては、国の交付金を活用し、給食費値上げ分を無償化することにしております。令和7年度以降においても、食材費の推移や、市の財政状況等を勘案しつつ、給食費の 保護者負担のあり方について検討してまいります。

 

 

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著者

金沢 はるき

金沢 はるき

選挙 春日井市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 3,192 票
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肩書 NPO法人春陽(はるはる)理事(無料塾)
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