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一般質問「地震体験車の導入について」2023/09/26

2023/9/28

令和5年9月26日に開会された春日井市議会一般質問の場で、私は「地震体験車の導入について」を議題とし質問しました。当局(消防長)からは、「導入に向けて検討を進めてまいります。」との前向きな回答を得ました。多くの市民の皆様に地震の体験をしていただく必要があります。防災意識の向上に資する地震体験車の導入を今後も求めていきたいと思います。資金調達の方法については、例えば、ガバメントクラウドファウンディングや一般寄付の募集等、様々な方法を模索していただきたいです。以下、発言録を記載しますのでご覧ください。またYOUTUBEにて一般質問の様子をご覧いただくことができます。

(185) 春日井市議会 2023年9月26日 午後 - YouTube

 

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【質問者:金沢はるき】

 議長のお許しを頂きましたので通告に従い、「地震体験車の導入について」を議題とし、質問いたします。

 地震大国である我が国では、常日頃の災害対策が求められています。国連開発計画(UNDP)の世界報告書「”災害リスクの軽減に向けて”~開発に課せられた課題」によると、1980年から2000年までの間で「マグニチュード5.5以上の地震が発生する年平均」のランキング、では、日本は、中国、インドネシア、イランに続いて4番目。また気象庁の調べでは、令和4年の間に、最大震度4 以上を観測した地震は 51 回発生しており、いつどんな地震が起きてもおかしくない状況であります。

 様々な防災対策がなされている中で、私は、起震車、地震体験車や防災指導車と通称はさまざまあるようですが、この車の導入について、今回の一般質問にて取り上げさせていただきます。

 起震車とは、地震を疑似体験することができる振動装置を搭載した自動車のことであります。実際に地震が発生した際、出来る限り落ち着いて行動ができるよう、事前に体験をすることで、シミュレーションをすることができます。揺れの深さや複雑さ、時間の経過とともに変化する揺れの感じ方の違いなど、乗って分かることが多いと言われています。現在では、進化した起震車も登場しています。免振住宅の普及を目的として、免振と非免振の両方の揺れを体験できるものや、車いすに乗ったまま体験できるもの、長時間続く大きな横揺れや高層階での長周期地震動の体験ができるもの、地震体験に加え、模擬消火体験や煙体験ハウスも装備された防災普及車、そして、環境に配慮し排気ガスを出さずバッテリー駆動で稼働できるため屋内での体験が可能な装置、などであります。様々な防災のイベント会場に出向き、地震体験をしてもらうため運用されていますが運用方法は様々で、市町村などの地方公共団体が所有していて貸し出す場合、所有はしていないがどこか違う地方公共団体からレンタルして貸し出す場合、地震体験車を所有している企業や団体からレンタルする場合、車ではなく屋内で地震が体験できるスペースを整備し開放する場合などであります。

 春日井市では、3年前まで、防災指導車、通称グラッキーの運用がなされていました。現在は修理不能となり、地震体験ができない状況であると聞いております。私は、グラッキーの運用がなされなくなって以降、市民の皆様や町内会等、多くの方々から、地震体験車をまた呼びたい、という意見や、地震体験車を市で購入してもらい地域や学校の防災イベントに積極的に取り入れてほしい、との意見を幾度にわたり聞いていました。市民の防災意識の向上、また防災教育のための地震体験車の導入は、購入やレンタルに関わらず、必要なものであると感じます。ヒトは、常に、正常性バイアスが働くといわれています。これは災害心理学でよく用いれられる用語ですが、どれだけ防災の必要性を訴える講義を聞いたり、テレビで悲惨な状況を見たとしても、正常性バイアスのおかげで、明日災害が起こるとはなかなか思えず、具体的な対策、例えば、防災袋の用意や家具の固定、避難経路の確認や家族会議などをするまでに至らないことが知られており、防災を考える際は、よりインパクトのある、そして印象に残る体験が必要であると考えます。地震体験車の購入についていえば、例えば、自治体がふるさと納税制度を活用し行うガバメントクラウドファウンディングや、一般寄付の募集など、資金調達の方法は多く考えられます。使途の指定された多額の寄付で救急車を購入する等の事例もあります。

 そこで質問ですが、そもそものグラッキーが修理不能になった経緯、また、現在、地震体験をしたいという自治会や団体があった場合は市としてどのような対応をされているのか、そして、運用停止となる前の過去3年間の実績についてお伺いし、壇上からの質問といたします。

 

 

【回答者:消防長】

 地震体験車(本市ではグラッキーと命名)の運用停止の経緯につきましては、令和2年11月に起震装置が故障し、製造業者の業務撤廃により修理不能となったため、その運用を停止し令和2年度末に廃車としております。

 次に、市民対応の現状につきましては、愛知県が保有する地震体験車を借用し対応しておりますが、他の市町村の要望も多数あることから半期毎の予約抽選制となっており、年3回から4回程度の借用が可能な状況となっております。

 こうしたことから、予約時に日程が計画されている消防出初式や安全安心フェアなど、多くの市民の皆様が集まる行事に借用することとしております。

 よって、借用回数に限りがあることから、区や町内会などで行われる防災訓練においては、借用しておりません。

 なお、運用停止前の地震体験車の過去3年間の派遣回数及び体験者数の実績につきましては、平成29年度は100回、12,233人、平成30年度は98回、11,425人、令和元年度は105回、11,663人でございます。

 

 

【質問者:金沢はるき】

 ご回答ありがとうございました。運用停止となった経緯と現状、過去の実績がよく分かりました。関連する質問ですが、市は地震体験車の効果や必要性についてどうお考えか、また、今後、防災指導車や地震体験車等をレンタルしたり購入したりする等、具体的な導入についてのご見解を伺います。

 

 

【回答者:消防長】

 地震体験車の必要性につきましては、毎年1万人を超える市民の皆様が、東日本大震災など過去に発生した大規模地震の再現や、発生が危惧されている南海トラフ地震の想定される揺れなどを体験することで防災意識の高揚が期待でき、その必要性は高いものと認識しております。

 今後につきましては、取得価格が約7千万円と高額であることから、補助制度などの動向を注視するとともに資金調達の方法や費用対効果を含め、導入に向けて検討を進めてまいります。

 

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金沢 はるき

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