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広島カープ9連勝、野球はやはり投手で決まる!! 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)

2019/5/22

こんにちは、広島市議会議員(安佐南区)のむくぎ太一(椋木太一)です。

広島東洋カープが5月22日の中日戦(マツダ)に3-1で勝利し、今季初の9連勝をマーク。2位読売巨人軍とのゲーム差を1・5に広げて、ガッチリと首位固めに入りました。

ここにきて地力を発揮しつつあるセ・リーグ3連覇中の王者・広島ですが、開幕直後は投打において、これでもかというほど、精彩を欠いていました。

もともと広島は、なぜか春先は調子が良く、試合を重ねるにつれて順位が下がり、気が付けばBクラスに納まるというのが定番でした。昔ながらの広島ファンは、球団名のカープ(鯉)と5月5日の子どもの日に絡め、「鯉のぼりとともに(順位が)落ちる」と自嘲気味に言っていました。こんな具合に、多くの広島ファンは、春先から調子が悪い姿を見ることにはあまり慣れていません。特に今季は、リーグ4連覇と1985年以来の日本一を狙うシーズンですから、おのずと今まで以上に力が入ります。ところが裏腹に、本来調子の良いはずの4月から波に乗れず、丸佳浩選手のフリーエージェント(FA)移籍先である巨人が絶好調だったこともあり、多くの広島ファンは余計にフラストレーションがたまったと思います。

ところが、今や堂々の首位です。それはなぜでしょう? 理由は明確です。投手陣の踏ん張りの一言に尽きます。特に、エース・大瀬良大地選手を中心とした先発陣が非常に安定してきているのです。広島は9連勝の間、先発投手5人でローテーションを組んでいます。中でも、高卒3年目のアドゥワが5月12日のDeNA戦(マツダ)で、プロ初完投勝利を挙げるなど、奮闘ぶりは目を見張るものがあります。

「野球はピッチャーで決まる」――。これは、プロ、アマ問わず、野球界の「定理」と言ってもいいでしょう。今の広島は、まさにこの言葉を体現しているといえます。野球は、投手がボールを投げることからすべてが始まります。ですから、打者はどうしても受け身にならざるを得ません。だからこそ、「打線は水物(みずもの)」という言葉が当てはまるのです。10点取った翌日の試合で完封負けするようなことは珍しくありません。野球は得点数を争う競技です。極論してしまえば、投手が0点に抑えていれば負けることはありません。それほど、投手陣が重要だということなのです。

実際の数字がこのことを物語っています。9連勝中のカープの失点は18。つまり、1試合平均の失点はわずか2・0点です。チーム防御率が2点台なら「投手王国」と呼ぶに値する数値で、ジャスト2点は極めて優秀な数字といえます。9連勝するのもうなずけます。

広島は1980年代、昭和最後の200勝投手・北別府学氏、炎のストッパー・津田恒実氏(故人)、軟式野球出身の大野豊氏ら個性的な面々が「投手王国」を築き、黄金期を支えました。投手で守り抜く野球こそが、広島の本来の野球なのであり、現在の広島は限りなく黄金期に近づいていると言えます。

連勝がこのまま続くわけではありませんが、投手陣が安定する限り、大きな連敗を防ぎ、底堅く勝利を積み重ねていくと信じています。

 

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