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種田 昌克 ブログ

東日本大震災から8年(5)

2019/3/14

▼被災地復興ボランティアバスツアーの話です。嬉しいことがありました。大垣市役所の先輩や後輩が参加してくださったことです。金曜日に仕事を終えてからの出発でした。20歳代の若手職員から50歳代の職員まで10人ほどが参加してくれました。最年少の21歳の職員は自分の目で津波に流された景色をみて、「テレビでみて知ったような気になっていた自分が間違っていました。」といいました。津波で被害を受けた道路などの普及作業や浜辺に流れ着いたコンテナの撤去などをしました。また、地元でお金を落とすこともボランティアと考え、被災した地元の食堂で昼や夜の食事をとりました。少しずつですが、地元の方々との交流が芽生えてきていました。もうひとつ嬉しかったことは、大垣西高校の生徒さんが参加してくれましたが、この生徒さんは16歳のときに防災ひとづくり塾1期生として防災士を取得してくれました。その彼が、高校3年生となってふたたび、私と一緒に災害ボランティアに行くことになり、この後、大垣消防組合の消防士の道を選んでくれたことです。私はよく「高校を卒業したら消防団に入ってね。」と言ってましたが、まさかプロの道に進むとは思っていませんでした。彼の就職祝いにネクタイを贈らせていただきました。私が学生時代にバイト先の社長からしていただいて嬉しかったことを自分もしたかったからです。
▼余談ですが、浜辺に流れ着いたコンテナの撤去作業をしましたが、コンテナの中身は「スターウォーズの景品」でした。この景品はどうするのかと尋ねると、すべてゴミとして処理するというので、もらって帰りました。この景品をつかってあるアイデアが浮かんだからです。
▼悲しかったこともありました。被災されたお店を応援するためにお昼や夜の食事を予約していました。事前説明会で趣旨を説明し、強制ではありません、事前申し込み制で食事に行く人数をとりました。ほとんでの参加者が参加希望をしてくださいました。毎回総勢25人ほどぐらいのボランティアがお店で食事し、地元の方にも喜んでいただくことができました。私は第2クールと第4クールに添乗しましたが、私が添乗していないクールについては、防災ひとづくり塾第2期生の50歳代の方にリーダーをお願いし、引率していただきました。しかし、そこで事件がおきました。ボランティア作業を終えて、宿舎に帰り、ホテルで食事をとりました。一生懸命にボランティア作業をしたのでしょう。ホテルでおなか一杯食事をされたそうです。そして、そのリーダーの方が「もう、おなか一杯になったから、次の店はキャンセルする。」といったそうです。中には「迷惑がかかるから、それはいけない。」と忠告した方もいらしたようですが、リーダーがそういうものですから「私も、私も」ということになってしまい、結局、25人で予約したのに5人しかそのお店に行かなかったそうです。私は大垣にいて、そんなことが起きていることは知らず、後日初めて知って、お店の方にお詫びのお電話をし、「申し訳ございませんでした。キャンセルしたひとの分もお支払いさせていただきます。」とお詫びしましたが、「食事をしていただいていないのに、お代をいただくわけにはいきません。」といわれました。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。間違いなく用意していたお料理は無駄になってしまったはずです。ボランティアに行って、かえって被災地の方にご迷惑をかけてしまったという気持ちで夜も眠ることができませんでした。(つづく)

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