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子どもの虐待を考える2015 ~配偶者等暴力(DV)と子ども虐待~(再掲)

2019/3/24

『児童虐待防止センター』主催の講座の最後になります。

https://ameblo.jp/dai0495/entry-12138309625.html?frm=theme

 

この講義で印象深いのは、虐待被害者を救出したいと考えた場合、その人を100%信じなきゃいけないということです。

実はこれがなかなか出来ることではありません。

精神的に余裕がなくなってて、語ることが支離滅裂であったりしますので・・

そして、本文にも書かれてますが、DVや虐待をしてしまう加害者の更生プログラムは早急に用意されるべきだろうと思います。

 

この講義は本当に受講してよかったですね。

『児童虐待防止センター』主催の2019年度の講義に予定はまだ決定しておりませんが、ご興味ある方は受講されることをオススメします。毎年いろいろな講座が用意されますので・・

http://www.ccap.or.jp/06/1seminar.html

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

今回も児童虐待防止センター主催の講座に言ってまいりました。今回で最後になります。

 

今回は杏林大学の教授、佐藤喜宣さんを講師に迎え・・

 

『配偶者等暴力(DV)と子ども虐待』がテーマであります。

 


児童虐待とDVや老人虐待の因果関係についての話から始まりました。

なので、DVの話がほとんどメインになります。

 


1年間の件数

 

DV・・東京都で3万件(人口比率を考えれば全国では30万件と推察される)

 

虐待・・全国で約10万件

 

老人虐待・・全国で約3万件


虐待の加害者の65%が元虐待被害者

 

そして・・

 

DVの加害者の65%も元虐待被害者

 

ということは・・

 

児童虐待を防止することが、未来の虐待やDVを無くすことに繋がる!!

 

ちなみに・・

 

老人虐待の最も多いケースもシングルマザー(母子家庭の息子が母親を虐待するケース)

 

欧米では、DV加害者の更生プログラムが存在するが、日本にはない。

 

薬物やアルコール依存の更生プログラムを応用して作られている。

 

しかし!! 日本にはそれすら存在しなかった。

 

なので、佐藤教授はそれを作成するのに尽力し、今は依存症の更生プログラムは存在しているとのことです。

 

虐待の分類(今回モニターを撮影させていただけたので、それを掲載します)














大まかな分類は有名なのでご存知の方も多いと思いますが、細かな部分では結構誤解も多いのではないでしょうか?

 

例えば1番の身体的暴力、この中には殴ったふりをするも含まれます。

 

しかしこれが厄介で・・怪我とかしていないと警察などは動いてくれないのが現状のようです。

 

そして・・

 

4番の経済的暴力ですが、これは外に出ると自分と他の男を比べてしまう。そして収入を無くすことで経済的に自分に依存させることが目的のようです。

 

結果的に全てのDVというのは、精神的に支配したいが為に行われることなのでしょう。

 

そして、加害者というのはアメとムチを使いわけるようで・・

 

これがそのサイクルです。


もっとわかりやすく書かれたのがこれです。


これにより、被害者は精神的に支配されていってしまうそうです。

 

これを巧みに使った代表例がオウム真理教です。

厳しい修行の後に、ホーリーネームなどのご褒美を与える手法をとっていたそうです。

 

そして・・

 

DV被害者の救済グループ『レジリエンス』の代表で、自身もDVの被害者であった中島幸子さんの実例をあげられてました。

 

中島さんの心理的な流れを表した図がこれになります。

ちなみにアメリカに住んでいた時に話なので、彼もアメリカ人だそうです。


1、中島さんは家族や友人と交流がたくさんあったそうですが、彼は親が離婚していて友人関係も少なかったそうです。

 

2、彼と交際しだして、彼に誘導により(家族に嘘をつかされるなど)どんどん家族が友人が離れていったそうです。

 

3、同棲開始、彼の自我が増大し、中島さんの自我は縮小、家族や友人との交流もなくなっていったそうです。(しかし、本人はDVだと気づいていないとのこと)

 

4、完全に彼の一部に取り込まれ、彼の命令以外では何も出来なくなってしまったとのことです。

 

大体DVの被害者というのは、こういう心理的な流れに陥ってしまうケースが多いようです。

 

最終的に、中島さんは大学院に通っていたので、そこの仲間たちによって助けられたとのことです。

 

その中島さんが言っていたそうです。

 

もし、救出したいと考えるなら・・

 

〇100%被害者を信じなきゃいけない。

⇒少しでも疑われると、被害者は絶対に心を開きません。

 

〇救済ルートなどがないなら、生半可に助けようとしてはいけない。

⇒余計被害が大きくなるだけです。

 

これが病院で使われているDV被害者を救済する為のフローチャートだそうです。


病院でもこれだけケースバイケースで、難しい対応を迫られるわけですから・・

一般ではなかなか難しいでしょうね??

 

でね・・

 

ここから児童虐待の話

 

これが虐待によって死亡したケースの内訳です。


嬰児殺(えいじさつ)の30件・・これは赤ちゃんポストなどが充足されれば0に出来る数字ではないかと思います。

 

これが赤ちゃんポストの賛否です。


私も赤ちゃんポストには賛成です。

そして、その先にある里親制度も充足させるべきだと考えています。

 

生まれてきた生命を守る。少子化対策を考える前にそれを行うべきだと思いますし・・

 

そして、何よりできるだけ豊かな環境で子どもを育てていくということは大事だと思います。しかしそれは、生みの親が必ずしもやるべきものではないと思います。出来ない理由があるのなら、他の人がそれを代わってもいいのじゃないでしょうか?

 

幼少期に心に傷を負ってしまうと、結果それが引き金になって新たな被害を生んでしまうのです。

 

今回の講座もとてもわかりやすくて良かったです。

 

というか、この講座をずっと受講して本当に良かったと思います。

今後どのような活動に広げられるか分かりませんが、ここで得た知識をどこかで活かして、児童虐待撲滅の助けになれればと思っています。

 

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