こんにちは、亀山市議会議員の草川たくやです。

令和４年度に亀山美容師組合と共に市長へ要望書を提出して実現を求めた事業（医療用ウィッグなど補正具の購入助成）が亀山市でもスタートしました。

がん患者が、がん治療に前向きに向かうための「心のケア」として、医療用ウィッグを購入する費用の補助を求めたものです。

医療用ウィッグは公的な保険適用外で、医療費控除の対象外なので非常に高価です（数万円〜十数万円）。

しかし、心理的負担や経済的負担を軽減し、社会参加を促し、療養生活の質の向上には大切な補正具です。

このように、医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケアを「アピアランスケア」と言います。

当時、令和４年時点では、東海北陸地方全ての県のうち、三重県だけがアピアランスケアの支援を実施していない状況（その後、三重県は令和５年度から開始）でしたので、なんとか現状を改善したい一心で要望書の提出に協力をしました。

今回、ようやく亀山市でもがん患者支援の助成制度が創設されました。

三重県の助成制度に加え、亀山市が助成金を上乗せする仕組みで、令和６年度からスタートです。

亀山市がん患者医療用ウィッグ等購入費支援事業助成金

がん治療中の外見の変化をカバーするための医療用ウィッグや乳房補正具などの購入費用を助成します。

がん患者の経済的負担を軽減し、外見の変化をケアして社会参加を促進することで、療養生活の質の向上を目的としています。

対象者

以下の条件を全て満たす人:

1. 助成金申請日に亀山市内に住所がある
2. がんの治療を受けた、または受けている
3. 医療用ウィッグ等の購入が令和6年4月1日以降であり、申請日に購入日から1年以内である
4. 過去に同様の助成金を受けていない

対象経費

• 医療用ウィッグおよび頭皮保護用ネット
• 補正下着などの乳房補正具
• 乳がん用バスタイムカバーなど

助成額

購入費用の3分の2（上限20,000円）

申請期限

購入日から1年以内（令和6年4月1日以降の購入品が対象）

申請方法

必要書類を健康づくりグループの窓口に持参または郵送してください。

必要書類

1. 助成金交付申請書兼実績報告書および請求書（様式第1号）
2. 購入した医療用ウィッグ等の領収書
3. がん治療を行っていることが分かる書類
4. 本人確認書類
5. 委任状（必要な場合）
6. その他市長が必要と認める書類

詳しくは公式ホームページをご確認ください。

アピアランスケア体験イベントを企画しました

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ぜひ皆様ご参加ください。

それではまた

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