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石井 宏法 ブログ

貝毒と豊かな海

2019/2/22

2015年以降大阪湾では、春になり海水温が上昇を始めると、いままで聞き慣れない貝毒という貝の病が発生しています。昨年は約30年ぶりに瀬戸内海でも発見されました。

この症状は、多くの2枚貝が食料にするプランクトンのうち有毒プランクトンを貝が多く摂取してしまうことで、貝のカラダに毒が蓄積し、人間がその身を食すると中毒症状を引き起こし、最悪のケース死に至ることもあります。ちなみに味は毒持ちでも変わらず美味しいそうです。

ではそもそも、なぜ最近貝毒が発生するようになったのでしょうか。

理由は、海がキレイだからです。

キレイなのに、なぜダメなのかと思われるかもしれませんが、人間基準できれいな水はもともと海にいる様々な海洋生物(プランクトンも含む)にとっては息ができない、食べ物の少ない死んだ水なのです。

貝毒を発生させる有害プランクトンは、人間基準のキレイな水でも生き残れる耐性をもったプランクトンなのです。大阪湾や明石海峡・瀬戸内海が、むかし豊かな海だったころでも、有毒プランクトンは生息していましたが、豊かな海はもっと多種多様な生命が息づいていたので、有毒プランクトンばかりを摂取する環境にいる貝も少なく、当然貝毒の発生も少なかったのです。

直ちに、昔の豊かな海に戻すことはできないかもしれないが、これからは海と人とが持続可能な関係性を保ちながら、後世に豊かな海を残していく取り組みが必要だと思います。

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