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「水泳だけは苦手だった…」。元・体育教師が語る、気合じゃない「諦めない心」との向き合い方

2025/5/23

こんにちは!参議院議員の、しもの六太です。
今日は、以前ポッドキャストでお話しした内容の中から、特に「体育の授業、中でも水泳ってどうしてあんなに苦手な子が多かったんだろう?」ということと、そこから見えてくる「諦めないこと」の大切さについて、私なりの考えをもう少し詳しくお伝えできればと思っています。

みなさん、学校の体育の授業、好きでしたか?
もしかしたら、「水泳だけはどうしてもダメだった…」とか、「運動神経ないから、体育は憂鬱だったなあ」なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。うんうん、その気持ち、すごくよく分かります。

よく、「努力すればできるようになる!」とか、「気合が足りないからだ!」なんて言葉、耳にしますよね。私も昔はそう思っていた節があったかもしれません。
でも、本当にそれだけなんでしょうか? ちょっとだけ、立ち止まって考えてみませんか。

「なんで沈むの?」クロールが苦手だった、あの頃の私たちへ

私、実は中学校の体育教師を30年間やってきたんです。
その中で、本当にたくさんの子どもたちと出会ってきました。得意な子もいれば、やっぱり苦手な子もいて。特に水泳、中でも「クロール」になると、途端に顔が曇っちゃう子が多かったんですよね。

「先生、息継ぎが苦しいです…」
「なんか、どんどん沈んでいくんです…」

そんな声をたくさん聞いてきました。
みんな、一生懸命バタ足してるんですよね。足をパタパタさせて、水を蹴って。でも、実はその「一生懸命なバタ足」が、かえって苦しさを生んでいたりするんです。

「え、そうなの!?」って思いますよね。
だって、学校では「しっかりバタ足しなさい!」って教わることが多いですから。

大事なのは「リラックス」と、ほんのちょっとのコツ

水泳で一番大切なことって、なんだと思いますか?
私がいつも子どもたちに伝えていたのは、「リラックスすること」なんです。

でもね、「はい、リラックスしてー」って言われても、困っちゃいますよね。どうすればリラックスできるのか、それが分からないから苦労してるわけで。

だから私は、ちょっと言葉を変えて伝えていました。
「いいかい、まずは水に浮いてごらん。そして、浮いているついでに、ちょっとだけ手足を動かしてごらん」って。

そう、まずは「浮くこと」がスタートなんです。
慌てて息継ぎしようとすると、余計に力が入って沈んじゃう。だから、息継ぎも顔を上げるタイミングをしっかり意識して、ゆっくりで大丈夫。

そして、あのバタ足。
「バタバタ!」って力いっぱい水を蹴るイメージがあるかもしれませんが、私は「パタパタ」って表現していました。足の甲で水を優しく捉える感じ。そんなに力はいらないんですよ。

これって、「運動神経がいいからできる」とか「才能がないからできない」とか、そういう話じゃないんです。本当に、ほんのちょっとしたコツと、正しい体の使い方を知っているかどうか、それだけだったりするんですよね。

「諦めなければできる」は本当? でも、根性論だけじゃ…

「諦めなければ、いつか必ずできるようになる」
この言葉自体は、私もすごく大切にしています。実際に、水泳が苦手だった子が、私の指導で泳げるようになって、自信をつけていく姿を何度も見てきましたから。

でもね、「何でもかんでも気合と根性で乗り越えろ!」っていうのは、ちょっと違うんじゃないかなって思うんです。

昔の体育の授業って、そういう雰囲気、ありましたよね?
「水飲むな!」とか言われたり(笑)。今考えると、ちょっと信じられない指導ですけど。
「できないのは、お前の気合が足りないからだ!」なんて言われたら、子どもたちはどんどん追い詰められてしまいます。

本当は、できるようになりたいのに。
頑張っているのに、うまくいかない。
その苦しさに寄り添わずに、ただ「気合だ!」って言われても、辛いだけですよね。

「やりたくなければ、やらなくていいよ」が魔法の言葉だったりして

じゃあ、どうすればいいんでしょうか。
私が教師として大切にしていたのは、まず「なぜできないのか」その理由を、子どもたちと一緒に見つけてあげること。そして、「こうすればできるようになるかもしれないよ」って、具体的な方法を分かりやすく伝えてあげることでした。

それから、もう一つ。
これはちょっと意外に思われるかもしれませんが、「どうしてもやりたくなければ、今日はやらなくてもいいよ」って、選択肢を示してあげることもありました。

「え、そんなこと言っちゃっていいの?」って思います?
でもね、不思議なことに、こう言うと、ほとんどの子が「ううん、やっぱりやりたい」って言うんですよ。

人間って、追い詰められると「やりたくない!」って気持ちが強くなっちゃうけど、逆に「やらなくてもいいよ」って言われると、「いや、でも、ちょっとやってみようかな…」って思えたりするのかもしれません。

大切なのは、無理強いすることじゃなくて、子どもたちが安心して挑戦できる環境を作ってあげること。そして、本人の心の中から「やってみたい!」っていう気持ちを引き出してあげることなんじゃないかなって、私は思うんです。

というわけで…

今日は、私が体育教師として子どもたちと向き合う中で感じてきた、「水泳のコツ」と「諦めないこと」について、少しお話しさせていただきました。

「できない」の裏には、必ず何か理由があります。
そして、その理由は、決して「気合が足りないから」とか「根性がないから」だけじゃないことの方が多いんです。

ほんの少し視点を変えたり、やり方を変えたりするだけで、今まで「苦手だなぁ…」と思っていたことが、案外すんなりできるようになるかもしれません。

もし、今あなたが何かに挑戦していて、「なんだかうまくいかないなぁ…苦しいなぁ…」と感じているとしたら、一度立ち止まって、別の角度からアプローチしてみるのも、いいかもしれませんね。

心が少しでも軽くなるような、そんなヒントになっていたら嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!


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著者

しもの 六太

しもの 六太

選挙 第27回参議院議員選挙 2025年 (2025/07/20)
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福岡選挙区 [当選] 320,391 票

肩書 参議院議員/元農林水産大臣政務官
党派・会派 公明党
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