2022/2/19
こんにちは。スタッフの鈴木千尋です。
2月15日の議会で、補正予算に関する議案が提出されました。
今回の記事では、補正予算の内容の中でも「保育」、「子育て」をキーワードにお伝えしたいと思います。
<目次>
・そもそも“補正予算”ってなに?
・保育従事者の賃金アップ
・子育て世帯への臨時特別給付金
・修学旅行のキャンセル料補填
【そもそも“補正予算”ってなに?】
年間の市のお金の使い方(本予算)は3月に決定しますが、当初の予定になかったことが発生することにより、追加で計上する予算のことを補正予算と呼びます。
(例えば、昨年10月から発足した岸田政権の政策には、「保育士、介護士、看護師の賃金アップ」が掲げられています。昨年3月に決定された本予算には組み込まれていなかったため、今回の補正予算では、「保育従事職員等処遇改善事業補助金」や、「看護師・医師謝礼」などとして、補助金が組まれています。)
補正予算の追加金額は、約5億円となりました。今回は国の政策に起因するものが大きいため、財源の約3.5億円が国税税によってまかなわれます。
その中でも、高額を占める「保育」や「子育て」についての補助金の内容を、三つに分けてお伝えしていきます。
【保育従事者の賃金アップ】
保育士や幼稚園教諭、または児童館や学童に勤務する方々のお給料アップの補助金です。
岸田首相が掲げている「保育士、介護士、看護師の賃金アップ」という政策。国で決めた後、地方自治体で話し合われて、実際に賃金アップ、という流れになるワケなんですね(当然と言えば当然なんですが)。
処遇改善は3%となっており、一人あたり平均9,000円アップするそうです。保育従事者の皆さん、給料明細、確認してみてください! コロナ禍で大変な中、いつも本当にお疲れ様です!
【子育て世帯への臨時特別給付金】
コロナの長期化によって影響を受けやすい子育て世帯の生活を支援する取り組みとして、18歳以下の子どもに一人当たり10万円の給付金が支払われます。
単身赴任等で立川市に住民票があり、立川市外の対象児童を養育する方などは申請が必要です。申請の締め切りは令和4年2月28日必着です。
今回は離婚家庭の方向けへの給付金についても話し合われました。10万円をまだ受け取っていない方に対し、支援給付金を支給することになりました。詳しくは市のホームページをご覧下さい。
https://www.city.tachikawa.lg.jp/kosodatesuishin/20220215.html
【修学旅行のキャンセル料補填】
コロナによって中止を余儀なくされた修学旅行などのキャンセル費用の補填として、補助金が出ました。
山本の質問:「中止になった代替措置は?」
市の回答: 「中3の修学旅行は卒業を控えている状況で実施は困難。中2のスキー教室については、翌年に代替することも検討できる」
山本の質問:「保護者の負担はゼロ円ということで間違いないか」
市の回答: 「間違いない。保護者負担はゼロ円となる」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今後も議会の動きに注目していきます。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>山本 ようすけ (ヤマモト ヨウスケ)>3月議会ダイジェスト①(2月15日議会報告)