2025/10/11
こんにちは、練馬区議会議員高橋しんごです。
昨日で終わった第三回定例会
地域の皆さかにかかわる部分をピックアップ
議案は本会議で付託した委員会で審査を行い、本会議で議決しました。
| 練馬区立早宮小ねりっこ学童クラブ整備工事請負契約 | 企画総務 | 可決 |
| 〔入札期間〕 令和7年7月16日から同年8月7日まで 〔開札期日〕 令和7年8月7日 〔契約金額〕 481,800,000円 〔相手方〕 立川ハウス工業株式会社 本店営業部 〔工期〕 契約確定の日の翌日から令和9年2月26日まで 〔工事場所〕 練馬区早宮四丁目10番17号 〔工事規模〕 鉄骨造2階建(延床面積 約600平方メートル) |
練馬区立早宮小ねりっこ学童クラブ整備工事請負契約
本年の3月、予算特別委員会でも取り上げました。
当時のやり取り
1 ねりっこ学童クラブの整備
区は、令和7年度に新たに3校でねりっこクラブの運営を開始し、実施校は62校に、新たに確保した定員は2500人以上に達するとのこと。
ねりっこクラブを開始した平成28年度の時点で、 区立小学校1~3年生の学童クラブ申請率は約30%であったのが、 令和6年度には約50%へと急増しており、 ねりっこクラブ実施校の迅速な拡大を高く評価している。目前に迫った全校実施に向けて引き続き取り組まれたい。
【質問1】
令和7年度予算として、 学童クラブ室等改築経費に新築工事費が1億9500万円計上されている。 新築する施設の用途、整備場所は?
【回答1】
新設する施設は、 早宮小ねりっこ学童クラブの育成室で、 早宮小校庭に整備する。
現在、早宮小ねりっこ学童クラブの定員は40人と少なく、地域の学童クラブ需要に対応できる定員を確保を図るもの。
【質問2】
早宮小は、今年度から「ねりっこクラブ」の運営を開始したところ。 運営開始に合わせた整備が望ましかったと考えるが、 どのような経緯で、 この整備時期となったのか?
【回答2】
ねりっこクラブ実施校を拡大する際は、学童クラブ室・ひろば室のほか、特別教室などをタイムシェアすることで、学童クラブのセカンドスペースを確保し、ほぼ全校で定員90人以上を確保してきた。
早宮小でのねりっこクラブ開始にあたっても、 定員90人の確保を目指して令和4年度の時点から調整を重ねてきたが、 教室に余裕がなく、 児童数も増えていたため、セカンドスペースを断念せざるを得ず、定員40人のままで、 今年度の運営開始となった。
区としては、 早宮小地域の学童需要に対応できる定員確保が必要と考えており、その後も学校と協議を重ねた結果、別棟整備に協力が得られる見通しとなり、関係部署との調整を経て、令和7年度当初予算に費用を計上させていただいた。
【質問3】
経過は理解した。 詳細はこれから設計で詰めると理解しているが、現時点で想定する整備スケジュールと定員規模は?
【回答3】
区としては、令和7年度・8年度で整備を完了し、定員135人規模、令和9年度当初からの利用開始を想定している。
【質問4】
早宮小には、 既存の学童クラブ棟があるが、整備完了後どのように活用するのか?
【回答4】
現時点では、 ねりっこクラブの中特徴である、学童クラブとねりっこひろばの交流スペースとするなどの活用を想定している。
【質問5】
定員135人となれば、 早宮小児童が3か所の学童クラブに分散している状況が解消される。 早宮さくら学童クラブはどうするのか。 現時点での考えは?。
【回答5】
早宮小地域の令和8年度の学童クラブ需要は128人と推計しています。その後、令和10年度まで横ばいで推移する見通し。
区は、ねりっこクラブ開設にあたり、当該地域の学童クラブ需要に見合った定員を確保した上で、順次、校外の学童クラブの休止や廃止を進めていくこととしています。
早宮小地域の学童クラブ需給が現時点から大きく変動しない状況にあれば、定員135人を確保した上で、入会募集の休止や、適切な時期の廃止を進めたいと考えている。
【早宮小まとめ】
地域のニーズに対応する定員を確保し、 校外の学童クラブを統合していくことは、 学校内で安全・安心に過ごせる放課後の居場所充実を求める保護者のニーズに応えるとともに、これまで、 環八通りを越えた児童館学童クラブに通っていた子ども達の保護者にとって大きな安心材料となるもの。
ねりっこ開始に合わせた定員拡大とならなかったのは残念だが、学校そして校庭の利用団体等に丁寧な説明、配慮をしていただき、着実に整備を進めていただきたい。
2 ねりっこクラブの東京都認証学童クラブへの対応について
【質問6】
この項の最後に、都の認証学童クラブについて何点か伺う。
昨年12月、都は専門委員会の議論のまとめとして、児童一人あたり面積を 1.98 ㎡以上とする独自基準を示したが、 都の令和7年度予算資料では、 国の基準 1.65 ㎡のままとなっている。こうした見直しは異例のことと感じるが、この点について区の所見は?
⇒区では、都専門委員会の示す 1.98㎡の基準は、待機児童解消に逆行する結果を招き、対応することができない、見直すべきと都に意見を申し伝えてきたので、 実態に即して見直が行われたことを歓迎している。
他区からも同様の意見が東京都に上がったと聞いており、 令和9年度末までの待機児解消を目指している東京都としても、適切に判断されたものと理解している。
【質問7】
令和 10 年度には、 現行制度が終了して「認証学童クラブ事業」 へ移行するとのこと。
先行して令和7年度から障害児受入れへの加配など新たな加算項目が示されている。
ねりっこクラブの全校実施に向けた取り組みを着実に進めるとともに、 その後の運営充実、 事業者の職員採用や人材育成の環境整備などに向けて、 認証学童クラブへの対応を検討すべきと考えるが、区の考えを聞く。
⇒区として対応困難であった、 児童一人あたりの面積が、 国の基準である1.65㎡以上とされたことから、今後示される都の事業要綱の詳細を精査して、認証取得に求められる対応を整理する。 その上で、 補助メニューの一部活用なども含めて対応を検討していく。

無事に可決されて良かったです。
ここからが課題ですが、建設期間中のグランドの確保です。
体育での利用はもちろんの事、サッカーや野球チームの活動に制限が掛かります。
近隣の学校を借りればと言う話もあるのですが、練馬東小学校も改築、開進第一小学校も改修工事が始まります。
こうした課題にも取り組みます。
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