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都城市 不登校 居場所が欲しい

2021/4/20

議会図書室から借りてきた図書です。市政に対する私の課題のひとつである不登校については、いろいろな角度から調査を続けています。書物から得られる情報も貴重です。この本は長い不登校の経験を持つ浅見直輝さんが、27歳という若さで書き上げた一冊です。

とても素直な文章で読みやすい本でした。

都城市の不登校の状況はというと、決して少ないわけではありません。下のグラフを見ると都城市の不登校は年々増加していることが分かります。

不登校とは、病気や経済的な理由を除いて年間30日以上欠席した児童生徒と文科省は定義しています。

その下の折れ線グラフは、適応指導教室に通う児童生徒数です。

適応指導教室とは不登校の児童生徒の学習援助をしながら、元の学校に復帰できることを目標に運営している公立の教室で、ここに通えば学校に行っているときと同じ出席扱いとなります。しかし、ここで学ぶ児童生徒は不登校の10分の1以下です。これは適応指導教室の運営や指導者が悪いのでしょうか。いや、決してそういうことではありません。全国どこの適応指導教室も同じくらいの割合なのです。

では、不登校の原因は何なのでしょうか。理由やきっかけがある人もいるのかもしれませんが、明確にこれだと言える人は多くないのかもしれません。最終的には、浅見さんの言う「教室の居づらさ」「居場所のなさ」なのかもしれません。

筆者の浅見さんがこの不登校児童生徒の心の中を客観的に捉え、その心に新たな希望を吹き込もうとしたところは、私にとって新たな視点となりました。

現在、浅見さんは全国の小中学校で講演や対話を通して、自分の不登校経験を語りながら、一人一人の居場所探しに奔走しているようです。

最後に、この本が私に新たな視点を与えてくれた部分の抜粋です。

★居づらい教室と居やすい教室の違いってなんだろう。

★生徒自身の身に起きていることを客観的にとらえ、自ら説明できるようになれば、居づらい場所を変えていくことができるかもしれない。

★家に居るときは、親からのどんな言葉よりも親からただよう空気感の方が心に刺さって痛い。親の表情とかオーラとか、それが一番ズキッとくる。

★子どもの自然な笑顔や明るさは、親の心の気楽さや穏やかさによって表れてくるのかもしれない。

★(筆者が描く未来)子どもが学校になじめなくなった時、周りが「大変だ。どう学校に戻して解決しようか。」と問題視するのではなく、「じゃあ、この子にはどんな学び方や学び場が合うのだろう。さがしてみよう。」と反応することが当たり前であったり自然なこととなる未来。

不登校については、もっといろいろな視点から向き合っていくことが子どもにも親にも必要なことのようです。

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著者

別府 ひでき

別府 ひでき

選挙 都城市議会議員選挙 (2018/01/21) [当選] 1,291 票
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肩書 県内公立小学校教員として34年間勤務
党派・会派 無所属
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