2020/10/21
総社市議会は「総社市民に対する『コロナ差別』防止の呼びかけ」を9月24日に決議しています。
私たちは、次の4つのことを誓うとともに、市民皆様に対してコロナ差別の防止を呼び掛けています。
・感染者を悪く言いません。
・感染者の家族や職場等を悪く言いません。
・不確かなうわさは話しません。
・自分やほかの人を大切にします。
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総社市内のグループホーム「吉備の里」に入所している70代の男性と90代以上の女性2名、介護従事者の20代男性の計4名が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
岡山県内では175・176・177・178例目、総社市内においては初の感染確認です。
経緯としては、70代の入所者が体調不良のため受診した結果、新型コロナウイルスの陽性反応が確認されました。
→ 備中保健所(県)の指示のもと、他の入所者と職員のPCR検査を実施。
→ 入所者2名と職員1名が陽性。他の入所者と職員(計28名)は陰性ということが確認されました。
県が感染を把握した20日深夜以降、医師、看護師らの専門家チームが同施設に入り、感染予防の指導を行ったとのことです。(山陽新聞記事より)
・感染が確認された施設職員(陰性だった方)のご家族にPCR検査を実施します。
・ご家族の方で希望される方に(自主隔離のための)宿泊施設を提供します。
上記にかかる経費は総社市が負担します。
濃厚接触者ではない(検査の結果「陰性」だった方のご家族)に対する、今回のPCR検査、宿泊施設の提供は、念には念を入れて、万が一にも感染を拡大させないための対応策です。
また、明日午前10時に総社市内の高齢者事業所(150施設)に対しWEB会議を開催。
市長から介護職員を励ますと共に徹底した注意喚起を促します。
実は、第一報が僕のもとに届いたとき、風評被害や差別防止の観点で感染者の情報「介護福祉施設であること」「施設名」は伏せて発表する予定であることを聞いていました。
ところが、実際に感染していないのに「感染者が出た施設は○○ではないか」など、うわさが真実ではない中途半端な形でひろがりつつある状況で「他の施設、医療関係者に迷惑はかけられない」と、当該施設が公表を希望されました。
発生確認直後から、グループホーム「吉備の里」では、多くの医療関係者、総社市、岡山県が連携して、感染者に対する治療や感染拡大の防止に向けて全力であたっています。
総社市で初の感染確認で、市民の皆さんが不安になる気持ちも理解できます。
ですが、新型コロナウイルス感染症は、誰もが感染する可能性があります。
感染者を悪く言うのではなく、手洗い・うがい・マスクなど感染予防を徹底していただきたいと心から願います。
最後にご紹介するのは、9月24日に総社市議会で決議した「総社市民に対する『コロナ差別』防止の呼びかけ」決議です。
「ダメ!コロナ差別」
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ーーー総社市議会議員 山田雅徳ーーー
https://soja-yamada.com/
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ヤマダ マサノリ/44歳/男
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