2021/9/14
令和3年6月の都議会本会議で、小池百合子都知事が東京都において戸籍上同性のカップルが利用できるパートナーシップ制度の導入をすることを答弁しました。
それまでの経緯はこちらに記載させていただいております。
https://go2senkyo.com/seijika/165092/posts/266568
それから3カ月が経とうとしておりますが、現在の東京都での取り組み状況を確認いたしました。
性的マイノリティ当事者の大規模「実態調査」
●20歳以上の都内在住・在勤・在学の性的マイノリティの約1000人を対象(ウェブモニター16万人から回答したい当事者を抽出)
●パートナーシップ制度のあり方についてなどの意見、性自認・性的指向に関して生活上での困りごとや行政が取り組むべき課題などについて調査
●調査開始は10月
●令和4年3月に最終報告予定
国内外のパートナーシップ制度の調査
国内や海外のパートナーシップ制度の調査を実施して、上の実態調査と合わせて来年3月の報告予定。
有識者ヒアリング
10月からパートナーシップ制度に関する有識者ヒアリングを実施するとのこと。
東京都人権条例の際にも東京都は有識者の皆様のヒアリングを実施しました。同じように広く声をけてヒアリングをしていただきくよう要望しております。
東京都庁の各局で制度導入に向けて調査やヒアリング
パートナーシップ制度を導入した場合、都庁の各部署での取り組み等にどのように反映させるのかなどの調査やヒアリングがあるとのこと。
福祉厚生のあり方とか、都営住宅の入居要件、企業での取り組み支援などなど、色々な動きにつながっていく可能性がありますので、しっかりと各部署と連携していただきたいです。
都内の区市町村との調整
都内ですでにパートナーシップ制度を導入している自治体との連携、そしてまだ導入していない自治体ともコミュニケーションをとって、東京全域で利用していただける制度にしていくとのことです。
●性自認および性的指向に関する都区市町村連絡会議を開催(東京都が主催、8月30日)
●パートナーシップ制度導入区市ネットワーク会議への参画(渋谷区・世田谷区等が呼びかけたネットワーク、東京はオブザーバー参加、5月・9月)
9月28日から第3定例本会議が都議会でスタートします。10月5日各会派の代表質問で、パートナーシップ制度についても質疑がされる見込みです。
私たち都民ファーストの会からはー
●明石市等で実施している「ファミリーシップ制度」にするべきとの提案
●制度設計では「当事者の声」を何より大切にするべき
などを訴えていきたいと考えています。
みなさまからのご意見や想いがあれば、ぜひお寄せいただきますようお願いいたします。
https://forms.gle/WTdx5Hb4Sx1yjJZg8
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リュウエン アイリ/46歳/女
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