2020/12/14
こんにちは、東京都議会議員(渋谷区選出)の龍円あいりです。
今回はちょっと足を伸ばして、神奈川県の藤沢市でインクルーシブ公園ワークショップを開催しました!!
スペシャルニーズのある子もない子も一緒に交じり合いながら楽しく遊べる「インクルーシブ公園」ですが、都議会で2018年の春に一般質問で提案し、2020年3月に世田谷区砧公園内に第一号となる「みんなのひろば」がオープンしました。
https://ameblo.jp/airi-ryuen/entry-12584734377.html
オープンした時の様子はこちらのブログ記事に投稿しました。
実際にインクルーシブ公園が完成したことでメディアで取材していただく機会も増えまして、そのおかげで東京都以外の自治体にも取り組みが広がりつつあります。
そんな中、車椅子を使っている双子のいるRIEKOさんから「藤沢市にもみんなで遊べる公園が欲しいんです」とのお声をいただきました。
RIEKOさんのブログ :双子は車いすユーザーライフ♡(進行性難病)
とにかくRIEKOさんは熱い熱い想いと情熱を持って、これまで市役所に何度も通って職員の方々にお話をしたり、市議会議員の方にお話をして一般質問で取り上げてもらったりと、積極的に働きかけてこられておりました。
藤沢市は神奈川県なので、残念ながら都議会議員の私には直接はお手伝いできることが限られてしまうのですが、なにかサポートできないかと思い、この度、インクルーシブ公園ワークショップの開催をお手伝いさせていただきました。
コロナ禍ということもあり、参加人数はかなり限定的に絞らせていただき、感染症対策をとりながらの開催でした。
スペシャルニーズのある子の親、ない子の親、公園遊びに関心がある人などにお集まりいただきまして、「地域にインクルーシブコミュニティーを作りだせるインクルーシブ公園とは?」をテーマに皆さんでアイディアを出し合いながら、ワークショップを進めました。
プロのファシリテーターがボランティアで協力してくれたおかげで、素晴らしい内容となりました。
参加者の皆さんは、とてもワクワクした様子で、アイディアを出し合っておられました。
メディア取材も入ってくださいまして、注目してくださっていることに感謝です。
最後に皆様からのプレゼンテーションに、僭越ながらコメントを寄せさせていただきました。
じつはコロナ禍ということもあって、リアルにインクルーシブ公園のワークショップを開催したのはこれが始めてでした。
やってみた感想として得た答えが「インクルーシブ公園をつくるにはワークショップから始めよ」でした。
地域の方々のいろんな立場の、いろんな視点からのアイディアは非常に参考になるものでした!!公園設計の会社の方や、公園建設の行政の担当者さんでも気がつかないと思われるような視点が多くありました。
また、ワークショップのコミュニケーションをしていく過程そのものが「インクルーシブコミュニティーの形成になっている」というのが素晴らしいです。
「これは公園つくる前に必ずやっておいたほうがいい!」と確信しました。
じつは海外の事例などを見ても、成功しているインクルーシブ公園は、設計段階から地域の方々のとワークショップを繰り返しながら、地域住民を巻き込みながら作り上げていっています。インクルーシブ公園に関する知見が深い「みーんなの公園プロジェクト」の本「すべての子どもに遊び」をにも詳しく記載されています。
今回のワークショップ開催を通じて「インクルーシブ公園とワークショップはセットだな!」と確信に至りました。
東京都では年度内にインクルーシブ公園のガイドラインを策定するべく動いていますが、その中にもこういったワークショップを強く推奨するようにして提言していきたいと思います。
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リュウエン アイリ/43歳/女
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