みちばた 俊彦 ブログ
【レポート】大阪・関西万博 議員研修会に参加して
2025/5/12
【レポート】大阪・関西万博 議員研修会に参加して
(大阪府議会議員 道端俊彦)
本日、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会主催による、自治体職員・議員向けの研修会に参加しました。
この研修は、大阪・関西万博の理念を深く理解し、地域活性化や次世代へのレガシー創出に向けた自治体の役割を再認識することを目的としたもので、全国から多くの自治体関係者が集いました。
研修のポイントと印象
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世界最大級の木造建築「大屋根リング」
福島県産の杉を用いた2kmに及ぶ木造リングは、会場全体を包み込むように設計されており、まさに“命をつなぐ象徴”とも言える建造物でした。ここから見渡す未来社会の姿に、大きな希望と責任を感じました。
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各国パビリオンの独自性と技術力
ドイツ、サウジアラビア、アメリカなど、各国のパビリオンでは先端技術と文化的メッセージが融合されており、国際交流の意義を改めて実感しました。日本の地域社会もまた、このような世界との交差点として位置づけられるよう、今後の取組が重要だと強く思います。
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「命輝く未来社会」というテーマ
医療・環境・交通といった分野での革新的な技術展示は、まさに社会課題への解決策そのもの。例えば、iPS細胞や空飛ぶ車の実証展示には、科学の進歩と人間の可能性に大きな感銘を受けました。
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観光振興・地域連携への期待
関西観光本部によるフェスティバルステーションや、全国560件以上の地域体験プログラムなど、「地域から世界へ」の視点での観光施策は、我が河内長野市にとっても大きなヒントになりました。地域の魅力を国内外に発信する重要性を改めて感じています。
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万博後のレガシー活用
木材や設備を地域で再利用する取組、さらには理念の継承を視野に入れた「人・文化・技術」の循環が示されており、大阪万博が単なる一過性のイベントではなく、未来への種まきであることを実感しました。
【道端俊彦の感想】
大阪・関西万博は、「未来を語る場」であると同時に、「地域を見つめ直す場」でもあります。今日の研修を通じて、万博の理念が我々の日常にどう根付いていくのか、そして地方議員として何をすべきかを、改めて深く考える時間となりました。
今後も、府政を通じて地域と世界をつなぐ架け橋となるよう、全力で取り組んでまいります。

著者
肩書 |
大阪府議会議員 おおさか未来プロジェクト |
党派・会派 |
無所属
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