2025/7/15
参政党の「Q&Aブック 基礎編」(2022年6月発行)と「参政党ドリル」(2024年6月発行)は、党の公式ガイドブックとして神谷宗幣氏が編著を務めた書籍であり、党の独自の世界観を反映しています。以下に、質問に関連する内容を簡潔に整理し、分析します。
●「あの勢力」の定義と変化
Q&Aブック(2022):「あの勢力」は「ユダヤ系の国際金融資本を中心とする複数の組織の総称」と明記。日本が数百年前からこの勢力の標的となり、経済的プランテーション状態にあると主張。太平洋戦争も日本が「あの勢力」に逆らった結果と述べ、主流の歴史観と異なる見解を示す。
参政党ドリル(2024):「あの勢力」は「国際金融資本家」に置き換わり、「ユダヤ系」という表現は削除。ただし、戦国時代からの標的化や経済的プランテーションの記述、太平洋戦争の原因に関する主張は変わらず、全体の構図に大きな変化はない。
●新型コロナウイルス関連の記述
Q&Aブック:ワクチン接種を「人体実験」と呼び、特定の勢力の利益のためと主張。マスク着用による「がんリスク」や「自己免疫疾患リスク」を記載。
参政党ドリル:コロナをメディアが誇張したと強調し、ワクチン推進は特定の勢力による操作と示唆。マスクとがんの関連は削除されたが、ワクチン批判のスタンスは継続。
●マスコミへの批判
両書ともマスコミの情報を疑うよう訴える。
参政党の書籍は、「国際金融資本家」による世界支配という陰謀論的枠組みを基盤とし、歴史やコロナ、マスコミへの独自解釈を展開。表現の微調整(「ユダヤ系」削除など)は、批判回避や支持拡大を意図した可能性が高いが、根本的な世界観は不変のようです。
こうした主張は、科学的・歴史的根拠に乏しく、主流の事実認識と乖離しているため、誤情報の拡散リスクが懸念されます。一方で、メディアや既存権力への不信を背景に、特定の支持層に訴求する効果があります。
これにより参政党の政策に反映されているのは以下のような項目です。
1. 経済・財政政策:国際金融資本家への対抗意識
2. 外国人政策:排外主義的傾向
3. 健康・医療政策:コロナワクチン批判
4. 農政・食の安全:グローバルアジェンダへの抵抗
5. メディア批判と政治的スタンス
まさに私の方針とそっくりですが、対立と分断を煽る姿に反省の念がありますね。
とくにユダヤの問題については、私が減価する通貨をブログで訴え始めた2003年頃には、よくいろいろな方々から「ユダヤには気を付けろ」「国際金融資本に気を付けろ」と言われました。
大資本の資産を崩すようにシステムに聞こえるからでしょう。しかし、減価する通貨はそういうものではありません。
参政党は「国際金融資本家」が日本を「経済的プランテーション」にしていると主張し、経済的自立を訴えます。私が提唱する「減価する通貨」も、既存の金融システム(特に利子や集中型資本蓄積)に依存しない仕組みを目指す点で、支配的な金融構造への批判的視点が共通しています。
参政党の「日本人ファースト」や食料自給率向上の公約は、国家や地域の自立を重視します。減価する通貨も、地域経済の活性化や集中型経済への対抗を意図する場合があり、方向性は一致するものです。
参政党の書籍や公約が「対立と分断を煽る」と感られるという方々の意見には、特に以下の要素に現れています。
昔から私が「ユダヤ」や「国際金融資本」に気を付けろと言われたのは、減価する通貨が既存の金融システム(特に利子経済や大資本)に挑戦するように見えたためでしょう。
金融資本への批判は、歴史的に反ユダヤ主義と結びつく陰謀論(ロスチャイルド陰謀論など)に誤解されやすい側面があります。
しかし、減価する通貨は特定の民族や勢力を標的にするものではなく、システム自体の再構築を志向する理論的提案です。
参政党は「国際金融資本家」を具体的な敵として名指しし、陰謀論的枠組みで問題を説明。
一方、減価する通貨は、システムの構造的問題に焦点を当て、特定の個人や集団を攻撃しない方針を取ってきました。
参政党の公約(経済的自立、外国人規制、ワクチン批判など)は、書籍の陰謀論的枠組みを背景に、対立や不信を煽る傾向があります。一方、減価する通貨は以下のように心がけています。
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